カードローンは、住宅ローンやマイカーローンに比べると敷居が低く、ついつい借りすぎてしまったり、なかなか返済できなくなってしまったりする人がいます。

この記事では、元銀行員の筆者が、カードローンでお金を借りても返済できる人と、返済できず借金まみれになってしまう人の特徴について解説します。

具体的な目的を持って借りているか

カードローンを利用する際には、金融機関から資金使途の確認はありません。そのため、事業資金以外であれば基本的に何でも利用することができてしまいます。

たとえば、海外旅行のための資金、欲しい時計を買うための資金など「具体的な目的」に対して借り入れする場合は、返済の意思も強くなります。

しかし一方で、生活費が足りない、なんとなくお金が足りないという理由で借り入れてしまう人は、ダラダラと借り続けてしまい返済できなくなってしまうケースも少なくありません。

追加の借り入れをしない強い意志があるか

カードローンは、設定した極度内であれば繰り返して何度も借り入れできます。そのため、借金を増やさないためには、追加の借り入れをしない「強い意志」が必要になります。

借り入れのしやすさから、何回も繰り返して借りてしまう人は借金が膨らみ、返済できなくなってしまうので、追加の借り入れをしないという自制心が必要です。