「うちの実家は茨城なんですが、コロナ禍に入ってかれこれ4年、まったく帰省していなかったんです。夫が医療関係者なので忙しかったのもあるのですが、家族での旅行も控えるようにしていました。なので、コロナ規制が弱まった今年の年末年始は、久しぶりの帰省でした」

 そう語ってくれたのは専業主婦の鈴木由貴さん(仮名・38歳)。夫と小学1年生の男の子の3人家族です。

◆久しぶりの帰省にワクワクが止まらない家族

ドライブ
※イメージです(以下、同じ)
 行きの車内ではワクワクしながらいろいろな話をしていたそうです。年末の大掃除も終わって、家も車もピカピカ! あとは実家でゆっくりとお正月を迎えるだけだったので、由貴さんの気分は最高でした。

「うちの実家は茨城の海の近くなので、今まで仕事を頑張ってきた夫の気分転換にもちょうどいい環境でした。息子とも『風がなければ魚釣りをしに行こうね』とか、『お墓のお掃除もしてお供えのお菓子は何にしようか』とか。すごく話が盛り上がってとっても楽しい車内でしたね~」

 由貴さんの実家は茨城の中でも田舎のほうの海街で、大きな漁港や神社など昔ながらの雰囲気がいっぱいの場所。由貴さんの家族は、普段の都会生活から離れてのんびりとした時間を想像しワクワクしていたといいます。

 この時は、帰りの車内でまさかあんなことが起きるとは知らず……。