オリヴィア・ロドリゴのステージを心配そうに見つめるセレーナ・ゴメス
人気歌手のオリヴィア・ロドリゴが、アメリカで人気の音楽祭典「MTVビデオ・ミュージック・アワード(VMA)」に出席。久しぶりにパフォーマンスを披露した。
現地時間9月12日、米ニュー・ジャージー州・ニューアークにあるプルデンシャル・センターにて、MTV主催の音楽アワード「MTVビデオ・ミュージック・アワード(VMA)」が開催。同式典に出席したオリヴィアは先週末にリリースした最新アルバム「GUTS」からの楽曲をステージ上で披露した。
赤いスポーツブラにプリーツの入ったミニスカート、ルーズソックス姿でステージに現れたオリヴィアは、座りながらヒット曲「vampire」をしっとりと歌唱。オリヴィアの周りには木々が植えられ、白煙が立ち込めるなど、序盤こそ幻想的な印象であったが、オリヴィアが立ち上がるや、火花があちこちで散り始め、天井にあった照明やカメラは傾くなど、トラブルが続出。困惑した様子のオリヴィアはスタッフに誘導される形でステージから避難した。
観客たちがどよめく中、カメラは、困惑した表情を浮かべる歌手のセレーナ・ゴメスをキャッチ。セレーナは無表情でこめかみに手をあてており、何が起こったのか把握できずにいる様子だ。
その直後、会場内にはオリヴィアのヒット曲「good 4 u」が流れ始め、ブルーの大きな垂れ幕からオリヴィアが颯爽と登場。ピンク色の服を着たバックダンサーたちを従えながら、「get him back!」を熱唱し、ステージ上を駆けめぐったのであった。
「セットの崩壊」という演出で視聴者や観客たちを驚かせたオリヴィア。様々な“ドラマ”が起こることでも有名な「VMA」だが、オリヴィアのステージは今アワードのハイライトのひとつとなったことだろう。