ライフステージで考える

たとえば、結婚して子供がいる場合、女性特有の病気になり仕事ができなくなると家計にも影響します。

病気になった時の家計・家族への影響を考えると、医療保険に加えて女性保険にも加入しておいたほうが安心です。

一方、独身の方や子供がいない方は、医療保険だけで十分なケースもあるでしょう。ライフステージにより必要かを決めても良いでしょう。

疾病の不安度で考える

乳がんは遺伝性のがんといわれることもあり、親族にがんにかかった人がいて不安に感じるのであれば、加入しておいたほうが良いかもしれません。

特に乳がんの発症は、その他のがんに比べると若いうちに発症するケースがあり、心配であれば早めに加入するのをおすすめします。

入院時の希望で考える

医療保険に加入していれば、手術費や入院費も支給されます。しかし、個室や少人数部屋を入院で使うと費用がかさむので、医療保険だけでは足りない可能性もあります。

とくにプライバシーを気にするのであれば、女性保険にも加入しておいたほうが安心といえるでしょう。

自分にとって必要かどうかをしっかり検討しよう

通常の医療保険に加入していれば、手術や入院などへの手当が出ます。

しかし、「入院するなら個室が希望なので、医療保険だけだと足りない」「家計も考えて給付金は多めに欲しい」という場合には、女性保険にも加入しておくと良いでしょう。

文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャル・プランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。