自己破産してしまうと、これまで使用していたクレジットカードが使えなくなり、さらにクレジットカードに新規で入会できず、生活が不便になるかもしれません。

今回は自己破産とクレジットカードの関係について解説します。

自己破産するとクレジットカードの審査が厳しくなる?!

自己破産とは、返済不能に陥った個人が裁判所に破産の申し立てをすることです。裁判所が免責を認めると、債務がすべて免除されます。

しかし、自己破産の情報はクレジットカードの情報を管理する信用情報機関に記録され、一定期間保存されます。この情報が通称「ブラックリスト」です。

自己破産はもちろん、長期の延滞、代位弁済などもブラックリスト入りの要件です。情報は短いものでも半年、長いものであれば5年から7年の間、保存されます。

クレジットカード会社は、入会申し込みが届くと信用情報と照合して審査します。自己破産でリスト入りしていると、審査の段階で落とされてしまいカード作成ができません。

また、自己破産した時点で持っているクレジットカードは強制解約されます。

デポジット型や家族カードなら自己破産後でも作成可能

自己破産後は信用力が極端に低く、返済能力に疑問を持たれている状態ですので、新規のクレジットカード作成が困難です。

しかし、以下の2パターンならクレジットカードの作成が可能です。