Mfisea(エムフィッシャー)は、9月18日(月)に、深海をテーマにした学習・アート体験イベント「深海のひみつセミナー&こども画伯体験」を別府市ビーコンプラザ国際会議場にて開催する。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる「海と日本プロジェクト」の一環だ。
イベントの狙い
宇宙よりも到達することが難しいと言われている深海6,000メートルを超える“超深海”にプラスチックごみが到達していることが海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究で明らかになった。
「深海のひみつセミナー&こども画伯体験」では、普段なかなか知ることのできない深海の秘密について、実際の研究者の話を聞くことで海が直面している問題を知るとともに、海洋ごみ問題が地球上に住む一人ひとりにとっての共通課題であるということを学ぶ機会を作る。
また、“聞く”というインプットの要素だけでなく、“描く”というアウトプットの要素をイベントに取り入れることで、情操教育や海への愛を育むことも狙いとしている。
深海をテーマにした学習・アート体験イベント
第一部「深海研究者から深海の秘密を楽しく学ぼう!」は、なかなか知ることのできない深海の秘密について、JAMSTECの研究者から冒険や歴史を踏まえた深海の秘密を知ることができるセミナー。
第二部「プロのアーティストと絵画を描く!こども画伯体験」では、フランスでも活躍しているアーティストの先生を招き、こどものための絵画教室を開催。「深海のひみつ」のイメージを膨らませた絵を真っ白なキャンバスに描く体験型イベントとなっている。
ガイドプロフィール
JAMSTEC 海洋機能利用部門 生物地球科学センター 有機分子研究グループ 研究員の磯部紀之氏は、東京大学大学院 農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 博士課程修了、博士(農学)。日本各地で多数の講演実績を持つ。
大分美術教室・画塾ARTWIRE代表の武本正見氏は、フランス文化庁国立国際現代美術研究所付属高等実験美術大学院ヴィラアルソン卒業。パリ ヴィットリー現代絵画展、イタリアオメニャ新人美術展等を始めとし、海外における絵画の受領歴を持つ。またフランスなど各国で展覧会も開催。現在は、大分美術教室・画塾ARTWIREにて代表講師として、大分県の若手芸術家育成に尽力している。
野口真美氏は、大分を中心に活躍しているプロのナレーター。TV・ラジオ等のメディアに多数出演している。