「性加害問題に関して宮根さんが言っていることは確かに正論。そして当然のことながら性加害はけっして許されることではありません。しかし、“忖度”云々の部分に関してだけは『どの口が言っているんだ?』と思っている業界人やメディア関係者はかなり多いと思いますよ。なにせ宮根さんこそ長年“忖度”の恩恵に授かってきた人ですからね」(大手芸能事務所マネジャー)

 宮根アナといえば、朝日放送の局アナからフリーに転身し、『ミヤネ屋』や日曜夜の情報番組『Mr.サンデー』(フジテレビ系)の司会を務めるなど活躍しているが、その立身出世の裏には“芸能界のドン”の存在があることは無視できないという。

「宮根さんの現在の所属事務所は、周防郁雄社長率いる『バーニングプロダクション』の傘下、いわゆる“B系”というのは業界内では広く知られていますし、その後ろ盾があるからこそ今の立場があると言ってもいい。かつて不倫疑惑や隠し子の存在が取り沙汰された時も、テレビ各局の情報番組やスポーツ紙は、それこそ宮根さんの“背後”に忖度してほとんどニュースや記事として報じませんでしたからね。『忖度に流された』とマスコミの態度を指摘していましたが、そこに関しては『お前が偉そうに言うな!』とみんな呆れてますよ」(同)

 これまでも自身の不貞や隠し子を棚に上げ、数多の芸能人の不倫騒動をあげつらってきた宮根アナだけに、同業者からの冷たい視線もどこ吹く風といったところだろうか。