『令和4年版情報通信白書』によれば、令和3年の年間の携帯電話通信料は103,096円でした。月額に換算すると約8,591円で決して安いとは言えません。

物価高を踏まえると、通信費を少しでも安くしたいと考えるのは当然のことです。

大手キャリアと格安SIM会社の価格差

日本最大規模のモバイル専門調査機関であるMMD研究所が2022年9月に実施した調査によれば、携帯電話大手3社の月額平均利用料金は9,526円でした。

それに対して、いわゆる格安SIM(MVNO)の月額平均利用料金は3,889円でした。

この段階で約2.45倍の開きがあります。通信費削減のため最初に検討するべきことは、格安SIM会社への乗り換えだということがわかります。

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SIMカードの種類

格安SIMにしたうえで、SIMカードを通信専用にするとさらに割安にできます。

用途によってSIMカードは2つに分けられます。1つ目は音声通話SIMで、電話と通信が同時にできるタイプです。2つ目はデータSIMです。電話番号が割り振られておらず、データ通信のみ可能です。

データSIMの特徴

音声通話SIMとデータSIMを比較すると、データSIMのほうが割安な料金に設定されています。

通話ができないのは不便に感じるかもしれませんが、LINEやSkypeの通話アプリを利用すると、電話番号がなくても通話可能です。なおアプリの種類によってはビデオ通話も可能ですが、データを多く消費するので注意が必要です。