大阪府豊中市では、災害時の避難先や自身の行動を作成するツールであるマイ・タイムラインを、WEBサイト「地図情報とよなか」上で公開している。また、庁舎内に、完全個室型のベビーケアルーム「mamaro」を設置した。詳しい情報をみていこう。

災害時の行動を事前に整理!


豊中市では、9月1日(金)から、マイ・タイムライン作成支援ツールを、WEBサイト「地図情報とよなか」上に公開している。

マイ・タイムラインとは、洪水や台風などの災害時に「いつ何をするのか」「どこに避難するのか」などを事前に整理しておく個人の防災行動計画だ。

マイ・タイムライン作成支援ツールは、デジタルハザードマップと連動しており、地図上で自宅や勤務先など調べたい場所を選択すると、災害リスクが確認でき、避難を要する地域の場合は、避難先や避難前の自身の行動が入力できる。さらに、入力完了後のマイ・タイムラインは、PDFファイルで出力することも可能だ。


マイ・タイムラインは、まず検索したい住所を選択し、


災害時の自身の行動を入力することで完成する。

詳しい情報は詳細ページで確認を。

詳細ページ:https://www.city.toyonaka.osaka.jp/kurashi/bosai/bousai_info/jishin_fusuigai/maitaimurain.html

庁舎内にベビーケアルームを設置


また、豊中市は、子育てしやすい環境を整備するため、小さな子どもを連れて市役所で手続きをする際の負担を軽減し快適に過ごせるよう、府内自治体で初めて(メーカー調べ)庁舎内に完全個室型のベビーケアルーム「mamaro」を設置。9月1日(金)から利用可能となっている。

設置数は2台で、第一庁舎1階エレベータ横と、第二庁舎3階エレベータホール北側に設置。


内鍵付きの完全個室型で、上部開口から随時換気をしている。

サイズは、横180cm、奥行90cm、高さ200cmで畳1畳分の広さとなっている。


紙オムツ処理機、100Vのコンセント、LED照明が設置されている。


ソファもあるため、オムツ替えはもちろん、ゆっくりと休憩することもできる。

豊中市ホームページ:https://www.city.toyonaka.osaka.jp/

災害に備えて、マイ・タイムラインを作成してみよう。また、小さな子どもを連れて豊中市役所の庁舎を訪れる際は、ベビーケアルームを利用してみては。

(yukari)