オリヴィア・ロドリゴ(左)、ジョシュア・バセット Photo: Broadimage/Shutterstock
人気歌手のオリヴィア・ロドリゴ(20)が、様々な憶測を呼んだデビュー曲「drivers license」から学んだことを明かした。
最近、Interview誌のインタビューに応じたオリヴィアは、2021年にリリースし世界的ヒットを記録したデビュー曲「drivers license」に対する世間の圧倒的な反応を受け、自身の曲を世界の人々に公開する前に、歌の題材となっている“特定の事柄”や“人”に対して「責任」を感じるようになったと述べた。
「前回は、変なメディアにあれこれ言われて、それにどう対処したら良いのかわからなかった。文字通り、最初の曲がリリースされた途端、クソなことが全部起こった。私は準備不足だと感じた」
恋人との破局について歌った「drivers license」には、以下のような歌詞があり、当時ファンの間では、ドラマでの共演を機に交際に発展したジョシュア・バセットと、彼との熱愛がささやかれているサブリナ・カーペンターのことを歌っているのではないかと話題になった。
Who always made me doubt(いつも疑っていたのよ)
She’s so much older than me(彼女は私よりずいぶん年上なのに)
She’s everything I’m insecure about(彼女が私の不安の元凶)」
このウワサに対して、オリヴィアは当時、米Variety誌に対し、自身が書いた歌詞がこれほどまでに反響を生むとは考えていなかったと告白。「本当に奇妙だった」と語っている。
「drivers license」の登場人物とされるジョシュアは、同曲のリリース後、健康面が悪化。ストレスが原因で敗血性ショックを起こし入院、退院後も毎日パニック発作に悩まされた。一方のサブリナも、オリヴィアからジョシュアを盗んだのではないかと疑われ、ファンから批判を浴びる事態となった。
そんなこともあって、オリヴィアは9月8日(金)にリリースする2ndアルバム「ガッツ(GUTS)」では、デビュー・アルバム「SOUR」から学んだ教訓を活かしているようだ。
「あれは圧倒的な経験だったけど、今は間違いなく、(注意を促す)責任があると感じている。作曲中はそのことについて考えないようにしているけど」
しかしながら、早くもファンの間では新曲が誰について歌っているのか話題になっているようだ。「GUTS」からの1stシングルである「vampire」について、ネット上ではテイラースウィフトとの確執を歌っているのではないとささやかれており、これに対しオリヴィアは英The Guardian紙に対し「私は自分の曲が誰のことについて歌っているか決して言いたくない」と発言。明言を避けている。