2023年の大河ドラマの主人公「徳川家康」ゆかりの地、静岡県静岡市、家康ゆかりの城跡や、多数の芸能人がお忍びで訪れるサウナの聖地、新鮮な魚介が楽しめる市場などなど、一度は訪れたい静岡市の魅力のスポットを紹介します。
【1】徳川家康が晩年を過ごした「駿府城」
1588年徳川家康によって築城され、徳川家康が晩年を過ごしたお城の城跡で、現在は城址公園として整備され静岡市民の憩いの場となっています。
城内では現在も発掘調査が続けられており、巽櫓や東御門などが復原されています。
【2】静岡総鎮守「静岡浅間神社」
神部神社・浅間神社・大歳御祖神社の三社で構成されており、総称として「静岡浅間神社」と呼ばれているお社です。社殿全てが国の重要文化財に指定されており、その絢爛豪華な造りから、「東海の日光」とも呼ばれています。
「静岡」の地名発祥の地として知られる賤機山(しずはたやま)の麓に鎮座しており、境内から約100段の階段を登った賤機山の山頂からは、静岡市内を一望する事ができます。
【3】弥生時代の貴重な遺跡「登呂遺跡」
第二次世界大戦中(昭和18年)軍需工場建設の際に、弥生時代の農業道具や狩猟用具が多数出土し、住居跡や倉庫跡なども確認された農耕集落遺跡です。
現在遺跡には当時の水田風景や居住空間が再現されています。
また遺跡の隣には「登呂博物館」があり、発掘調査により実際に出土した出土品の展示や、遺跡の概要や調査の歴史などについて知ることができます。
【4】ロダンコレクション必見!「静岡県立美術館」
日本平の小高い丘の麓にあり、緑に囲まれた自然豊かな環境に建つ美術館です。美術館へとつながる約300mのアプローチ歩道「プロムナード」には、自然の景観と調和した12点の作品が展示されており、美術館に入館する前から美術品に触れる事ができます。
館内では静岡県ゆかりの作家の作品や、富士山や東海道などの静岡県地域を題材にした作品などが展示されています。またロダン館では「考える人」で知られる彫刻家オーギュスト・ロダンの作品32点も鑑賞する事ができます。