日々の忙しさに追われているときは、自分が疲れていることに気が付かない場合があります。 心身のバランスを崩し仕事を辞めてから、自分の疲れに気が付いたことがありました。疲れを放置している状態で仕事を続けていると疲れによるストレスで好きな仕事も嫌いになってしまうこともあるかもしれません。この記事では『疲れてしまったあのときにこうしとけば良かった』と思うことを踏まえながら「今の仕事は好きでやりがいがあるけど、ちょっと疲れているかも…」と疲れを感じているあなたに向けてお伝えします。
やりがいのある仕事って何?
仕事をこなすことによって疲れよりも高く充足感を得られるのは、仕事に対する「やりがい」のひとつですが人それぞれ違っているはずです。
自分が日々に仕事をしていくうえでまず、どのように気分を上げて疲れずにやる気を出すのかを理解しておくことから取り組んでみましょう。
やりがいのある仕事だと感じる瞬間
疲れてしまった時に、仕事をこなす上での「やりがい」とはなにか?と見出そうとすることってありませんか?
「やりがい」を感じるシチュエーションや、「やりがい」を感じる仕事について解説・説明していきます。 疲れに対する対策としても参考にしていただけると幸いです。
仕事の評価が給料に反映された
仕事はやっていて楽しいと感じるとやりがいへと至り、やりがいを感じている仕事からは疲れや不満が出ることは少ないでしょう。
インセンティブまたは成果報酬制を給与システムに導入されている場合、評価が反映されるまではそれなりに疲れるし大変ではあります。ですが、評価が給与に反映されるようになると、自分の頑張りに対する評価としてインセンティブという形で具体化され、疲れが少し軽減されるでしょう。
自分の頑張りが目に見える形で出てきたという達成感を感じたり、成功体験となるので疲れを飛ばしつつ仕事に対するモチベーション向上になります。
感謝されたとき
給与を得るために仕事をするかと思いますが、結果として”誰か”の為にもしています。 ですので、エンドユーザーや取引先など、仕事をこなした先に感謝されると疲れよりもとてもやりがいを感じるはずです。
とりわけ、自分が関わったプロジェクトが認められたときにはこれがやりがいとなり、活力となって次へと繋がります。
自分の得意ジャンルの仕事
自分が得意としていることを仕事に活かせられると、疲れは感じつつもやりやすかったり趣味の類だと楽しいと感じることがあるでしょう。 日々取り組んでいる趣味や自分が持っている長所を活かせられる場があると、やりがいを持とやすく疲れを忘れて頑張ることができます。
そして、仕事自体がストレス解消となることもあり、疲れなど負の感情があまり出にくくなります。 「仕事>不満」という形になるので、やりがいをより感じやすくなるでしょう。
自信の成長を感じた
自分よりレベルの高いことや興味のある事に挑戦してみて、その結果から成果または挫折などもあるでしょう。 疲れながらもそれらの経験を次に活かしていくことの積み重ねにより、自分の成長へとつながっていき、やりがいも感じるはずです。
また新人の頃は、新しい環境や仕事などに慣れるまで時間が掛かり慣れてないゆえに、ミスをしがちでより疲れを感じたりします。
ですが、日々仕事に対するタスクをコツコツと疲れながらもこなしていくうちに次第に仕事に慣れていくことで、更により良く仕事に取り組めるようになっていきます。そのため、疲れが軽減されてやりがいを感じるでしょう。
この経験が仕事に対するスキルや取り組み方の向上と疲れなどの軽減のコツ、それを感じたとき自己成長を感じ取れて、それがやりがいへと繋がります。
疲れつつただ淡々とこなしていくのでなく、「自己成長できる・できた」と自分で感じ取れたときに仕事に対する喜びへと変わっていくでしょう。
プライベートとのバランスが良い
中には疲れないためにも自分のプライベートの充実を目標として仕事を行う人もいます。
仕事をするうえで必ず辛いこと・苦しいこと・とても疲れてしまうことなどに直面しますが、 「プライベートのことがあるからこそ耐えられる」であるためです。
ですので、疲れなどに潰されないよう、仕事だけでなくプライベートを重視するのです。
人に誇れる仕事
仕事に関係のある方に感謝をされると、疲れよりもやりがいを感じるものです。 とりわけ要となっている問題を解決に貢献するといった、疲れながらも多くの人々に幸せを届けられることができる仕事は、やりがいを持って仕事ができるでしょう。
一例として、インフラ関係や、ケガをした又は障害を持っているなどハンディキャップを抱えている人のフォローなど、自分が行っていることが誰かだけでなく社会全体の為になっていると感じ取れます。
やりがいのある仕事をしているときは疲れない?
仕事にやりがいを見いだせていると、辛い・苦しい・疲れるなどのストレスを相殺し、どんどん頑張っていけるものではあります。
ですが、ストレスを感じにくくなっているゆえ、自分で知らずに疲れが溜まってしまい、オーバーワークによるひどい疲れが出てしまうことに注意が必要です。
疲れによって潰れてしまわないよう、何事にも「ほどほど」が大切です。
疲れていることに気が付くための方法
まずはあなたが今疲れているかを知るためにも、疲れの対策として自身のコンディションをチェックしてみましょう。 心身は繋がっていることもあり、体の状態から心が疲れていることに気がつくことができます。
以下に挙げる3つの方法は、疲れを感じる前から予防としても定期的にやっていただきたいことでもあります。
心身の状態をチェックする
当時の退職する前のことを振り返ると、疲れどころか、
- 腹痛
- 頭痛
- ひどい肩凝り
- 喘息・風邪をひきやすい
- 朝起きたくない・起きられない
- やる気が出ない・無気力
- 食欲がない
などの症状がありました。
今思うと、このような症状が出たときはすでに疲れを通り越している状態だったと思います。 上記のように疲れで潰れてしまう前に、日頃から自分の心身のケアを行うべきだったのです。
- 『皆さんの心身の状態はどうですか?』
- 『上記のような症状は出ていないでしょうか?』
- 『疲れは出ていませんか?』
など疲れなどの不具合が出てないないか、自分自身にぜひ一度聞いてみてくださいね。
信頼できる人と近況報告する
自分1人ではなかなか客観的に自分を見ることができないこともありますよね。 しかし、人に話を聞いてもらっている最中に涙が出てきて、『あ~自分は疲れているんだ』と思うことがありました。
私の場合は家族と話すことで涙が出たとき、自分の疲れに気が付くことが今でもよくあります。 ぜひ信頼できる人とこまめに近況報告してみてくださいね。
今の日常から半日だけでも離れてみる
毎日同じような日常を送っていると、好きなはずの仕事に嫌気がさしてくる場合があります。
そこで、今はコロナなどで厳しいかもしれませんが、デイトリップなどで日常から少しでも離れてみることをオススメします。 日常から離れることで、
- 『仕事がしんどくて日常に戻りたくない…』
- 『出勤日前日に気が重たい…』
- 『今までより疲れを感じる…』
など、心の声が聞こえてきて、自分の疲れに気が付くきっかけになるかも。
逆に、『今の仕事がやっぱり好き』と気が付くこともあるかもしれません。