「ONE PIECE」(左)、「ウェンズデー」
8月31日より世界最大級の動画配信サービス「ネットフリックス(Netflix)」にて配信開始となった実写版「ONE PIECE」が、世界各国で1位を獲得していることがわかった。
ネットフリックスで好評配信中の「ONE PIECE」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の日本を代表する世界的人気コミック「ONE PIECE」(尾田栄一郎)を実写化した作品。伝説の海賊王=ゴールド・ロジャーが残した“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”をめぐり、主人公モンキー・D・ルフィ率いる海賊“麦わらの一味”が大海原へと繰り出す様を描いた海洋冒険ロマンだ。
「ONE PIECE」に関するありとあらゆる情報をX(旧ツイッター)を通じて発信しているアカウント「@newworldartur」によると、実写版「ONE PIECE」は、配信開始以来、日本やアメリカ、ブラジル、アルゼンチン、メキシコなど合計84ヶ国で1位(今日のTV番組TOP10)を獲得。『アダムス・ファミリー』の長女ウェンズデーを主役にしたドラマ「ウェンズデー」や、人気SFドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4の記録を塗り替える快挙を成しとげた。
The One Piece Live Action has reached top concurrent viewership in 84 countries, more than any show in Netflix history pic.twitter.com/oZvEqw5zOR
— Artur – Library of Ohara (@newworldartur) September 3, 2023
なお、実写版「ONE PIECE」の監督であるマーク・ジョブストは先日、Screen Rantとのインタビューにて、今作のキャスティングが困難を極めたことを告白。「ハートと温かみを持っていて、一緒に作品を作り上げられそうだという魔法みたいな化学反応を感じられる俳優が必要だった」「エモーショナルなシーンでドラマを演じられるだけでなく、アクションもこなせるような俳優でなければいけない」など、“麦わらの一味”を集めるのは並大抵のことではなかったと明かしていた。
一方“麦わらの一味”を演じるキャストたちは、ルフィたちのようにそれぞれが高みを目指しながら撮影に臨んだそうだ。ルフィ役イニャキ・ゴドイをはじめ、ゾロ役の新田真剣佑、ナミ役エミリー・ラッド、ウソップ役ジェイコブ・ロメロ、サンジ役タズ・スカイラーらは本作に賭ける想いを次のように語っている。
「恐れ知らずのルフィを演じるために何でもできると信じていた11歳の頃の写真を持ち歩き、当時の気持ちを常に思い出すようにしていた」(イニャキ)
「人生の大半を一緒に過ごし、いつも隣にあったのがこの作品です。ゾロみたいなキャラクターにはどうしても憧れてしまいます」(新田)
「ナミ役に選ばれるために、3年かけて皆が私のことをナミみたいと思ってくれるように準備してきました」(エミリー)
「ウソップ役のため自分専用の小さな狙撃練習台を用意してパチンコの練習をし続け、いまでは30メートル程離れた所からカップを打ち落とせるまで上達しました」(ジェイコブ)
「撮影の約4ヵ月前から毎日2時間エアーサンドバッグを持参してサンジのキックを練習して
いました」(タズ)
実写ドラマ版「ONE PIECE」はネットフリックスにて配信中。