大人気な韓国人俳優・チャングンソクさん。日本ではグンちゃんの愛称で知られ、アジアンプリンスと呼ばれていますが、実は子役出身だということはあまり知られていません。愛らしい子供時代から、カッコいい大人の男性となった今まで、出演ドラマを総まとめしました!

チャングンソクのプロフィール

名前:チャングンソク(장근석)
生年月日:1987年8月4日
血液型:A型
出身地:韓国・忠清北道丹陽郡
職業:俳優・歌手・モデル
所属:tree J company

チャングンソクさんは、韓国の男性俳優です。子供服のモデルとしてキャリアをスタートさせ、人気子役となり、その後も俳優として多くのドラマや映画に出演しています。

また、歌手としてシングルを発売するなど、マルチに活躍する韓流スターの1人です。韓流ドラマの流行と共に日本でも人気となり、「グンちゃん」の愛称で親しまれています。

最新出演ドラマは「スイッチ~君と世界を変える~」!

チャングンソクさんにとって2年ぶり、そして兵役前最後となる出演ドラマは「スイッチ~君と世界を変える~」。チャングンソクさんは、天才詐欺師と真面目な検事を1人2役で演じました。

天才詐欺師ドチャン(チャングンソクさん)は、真面目な検事ジュンス(チャングンソクさん)と瓜二つだという理由から、ジュンスの代わりに検事として勤務することになります。

巨悪を追いつめていくシーンや出生に関わる切ないシーンなど、見所の多いラブサスペンスドラマです。シリアスだけでなく、コミカルなシーンもあって、ファンの期待に十分応えた内容となっていました。

チャングンソクの出演ドラマ一覧

子役時代からキャリアを重ね、多くの出演作があるチャングンソクさん。実はキャリア20年以上の大ベテランなんです!

チャングンソクさんが過去に出演したドラマを、子役時代も含めてご紹介しましょう。

①テバク(2016年)

女より男、弟より兄、側室の子より正室の子。「テバク」は、そんな絶対的順位が存在した朝鮮王朝時代で「もし第一王子が生きていたら」をテーマに描かれた時代劇です。

王子としてこの世に生を受けながら、王宮以外で育てられた賭け師・デギル(チャングンソクさん)ですが、自身の同腹の弟である王子と出会い、運命の渦に飲み込まれていきます。

②綺麗な男(2013年)

「綺麗な男」は、完璧な容姿を武器に生きてきた男・マテ(チャングンソクさん)が、母の死をきっかけに、自分に足りないものを探すというストーリー。

マテに想いを寄せる幼馴染ヒロイン・ボトンや、謎の女・ユラ、ボトンに想いを寄せる男・ダビデ、マテの実父でないかとされる大企業社長・キソクなど、複雑に絡み合った人間関係と、マテの成長を描いています。

③ラブレイン(2012年)

親子二世代に渡って繰り広げられる切ないラブストーリー「ラブレイン」。チャングンソクさんは父と息子の一人二役を演じ、ヒロイン役を務めた少女時代・ユナさんも母と娘の一人二役を演じています。

さまざまな困難から別れを選んだ2人ですが、雨の降る日に再会し、それぞれの子供たちも出会って恋に落ち…という内容です。雨のシーンが効果的に使われていて、主人公カップルが絵になると評判でした。

④美男ですね(日本版)(2011年)

韓国版「美男ですね」の大ヒットを受けて製作された日本版「美男ですね」は、日本人俳優が出演していました。

第8話にて、チャングンソクさんが本人役で出演しています。また、チャングンソクさん以外にも、香取慎吾さんや倖田來未さんも本人役で出演し、話題となりました。

⑤メリは外泊中(2010年)

「メリは外泊中」は奥手なヒロインが、2人の男性の間で揺れる様子を描いたラブストーリー。チャングンソクさんは、インディーズバンドのボーカル・ムギョル役を演じました。

父親同士の約束によって御曹司・イン(キム・ジェウクさん)と結婚させられそうになった主人公・メリ(ムン・グニョンさん)は、ムギョルとインとの100日間の二重同棲生活をすることになります。

タイプの違う男性2人の間で揺れ動くなんて、メリが羨ましくなっちゃいますね♡

⑥美男ですね(2009年)

チャングンソクさんの人気を不動のものとした大ヒットドラマ。日本や韓国でもリメイクされました。イケメン揃いの少女マンガ的設定にドキドキした女性も多いのでは?

チャングンソクさんは、世界的指揮者と往年のスターの元に生まれた、人気バンドのリーダー役・テギョンを演じました。

傲慢でクールな性格のテギョンが、世間知らずで純粋なヒロインに惹かれていく様子が可愛かったですよね♡

⑦ベートーベン・ウィルス(2008年)

さまざまな事情で音楽を離れた者たちと、その厳しさから敬遠される天才指揮者のふれあいを描いたストーリー「ベートーベン・ウィルス」。あまりに人気が出たため、本来の予定である全16話から全18話に変更されたという高視聴率ドラマです。

チャングンソクさんの役は、停職中の警官で、天才トランペッター。後に指揮者となった彼は、ヒロインが想いを寄せる天才指揮者との対立、ヒロインの病、楽団に振りかかる困難などを乗り越えていきます。

⑧快刀ホン・ギルドン(2008年)

「快刀ホン・ギルドン」は15世紀の朝鮮を舞台にした時代劇ですが、現代劇のパロディや風刺を取り入れ「フュージョン時代劇」と呼ばれました。

主人公と手を組み、腐敗した王権を倒そうとする王子を演じたチャングンソクさん。一人の女性を巡る三角関係や、理想を追求できない立場に悩む、切ないストーリーが人気を博しました。

⑨ファン・ジニ(2007年)

「ファン・ジニ」は、朝鮮時代に生きた妓生(キーセン)ファンジニの生涯を描いた時代劇です。妓生とは貴族階級を相手にする芸者のことで、奴隷身分ながらも多くの知識と芸を身に着けていたとされています。

主人公の初恋相手役を演じたチャングンソクさん。若くして亡くなってしまう役でしたが、この作品で子役から俳優への成長を見せ、知名度を上げました。

⑩先生はエイリアン(2006年)

「先生はエイリアン」は、「小学校の人気先生は、実は宇宙からやってきたエイリアン」という、ファンタジーな子供ドラマで、チャングンソクさんは主役として出演しました。

出演していた生徒役の中には、ユ・スンホさんやソン・ウニさん、パク・スルギさんなど有名俳優が多くいます。

⑪プラハの恋人(2005年)

「恋人シリーズ」と呼ばれる三部作・「パリの恋人」「プラハの恋人」「恋人」。チャングンソクさんは「プラハの恋人」に出演していました。

チャングンソクさんの役柄は、身分違いの恋に落ちたヒロインの弟役。メインの役柄ではありませんが、その可愛らしさで王道ラブストーリーに華を添えていました。

⑫ノンストップ4(2004年)

「ノンストップ」は、ハン・ヒョジュさんやヒョンビンさんなど、多くの人気俳優を輩出し、俳優の登竜門と呼ばれたシットコムドラマです。

2000年~2005年まで放送され、チャングンソクさんはシーズン4(2003年~2004年)に出演。サークルバンドを復活させようとする医大生を演じていました。

⑬オレンジ(2004年)

「オレンジ」は、シチュエーションをそれぞれの成長に当てたシットコムドラマです。

チャングンソクさんは寮母の息子役として出演し、個人主義で繊細、女性好きな若者を演じました。

⑭大望(2002年)

「大望」は、朝鮮時代、商人の家に生まれた兄弟の生涯を描いた作品です。

このドラマは、後に主役級となる俳優が多数出演していることでも有名です。ハン・ジェソクさん、チャン・ヒョクさん、ソン・イェジンさんなど、豪華な若手俳優人がいる中、チャングンソクさんは兄の子供時代を演じています。

⑮4姉妹物語(2001年)

長女は「犠牲」、次女は「理性」、三女は「虚栄」、四女は「純粋」をテーマに描かれた、四人姉妹の恋と成長の物語「4姉妹物語」。

チャングンソクさんは、姉妹を恋のライバルとしてしまう幼馴染の外科医・ヨンフン(ハン・ジェソクさん)の少年時代を演じていました。

⑯女人天下(2001年)

「女人天下」は、1959年に出版された小説です。1960年に舞台化、1962年に映画化され、2001年にドラマ化されました。

朝鮮三大悪女のひとり・ナンジョンの生涯を描いたドラマで、チャングンソクさんは主人公ナンジョンを苛める兄・ニョムの子供時代を演じました。

⑰妖精コムミ(2000年)

子供ドラマ「妖精コムミ」で、コムミを見守る家族の一員を演じたチャングンソクさん。

夕方の子供向けドラマとしては異例の高視聴率を記録し、2年間に渡って放送されました。

⑱お焦げ先生とジャガイモ七つ(1999年)

「お焦げ先生とジャガイモ七つ」は、全校生徒7人という村で自然と共に暮らしていく教師と7人の児童の日々を扱った子供ドラマです。

チャングンソクさんは児童の1人を演じました。後に「メリは外泊中」で共演するムン・グニョンさんと子役として共演しています。

⑲抱擁(1998年)

韓国で土曜の朝に放送されていたドラマ「抱擁」。チャングンソクさんはウォンジュという少年役を演じました。

当時11歳だったチャングンソクさん。後に「意識して演技したのはこの作品が初めてだった」と語っています。

⑳幸福も売ります(1997年)

チャングンソクさんのドラマデビュー作品。当時、チャングンソクさんは10歳でした。

ソウル近郊に暮らすポン一家の話で、チャングンソクさんは年老いた夫婦の一人息子役を演じていました。