現役時代に安定した収入があったとしても、残念ながら老後に苦しい思いをする人は少なくありません。今回は、老後破産をしやすい夫婦の共通点を3つ紹介します。自分が当てはまっていないか、よく確認してみてください。
定年時に多額の住宅ローンが残っている
銀行員から見れば、定年時に多額の住宅ローンが残っている夫婦は老後破産のリスクが高めです。
定年後に住宅ローンが残る夫婦は老後破産に至るリスクが高い
定年後に住宅ローンが残る夫婦は返済で生活が苦しくなって貯蓄も減り、老後破産に至る確率が高くなります。また、退職金でローンを完済できても、それで老後資金が枯渇して老後破産に陥る場合もあります。
繰り上げ返済は鉄則!リバースモゲージやリースバックの検討も
そのような老後破産を防ぐには、定年前に住宅ローンの繰り上げ返済を行ってローン残高をゼロまたは最小限に減らすことが鉄則です。
それが難しい場合は次の対策も視野に入ります。
・リバースモゲージ
自宅を担保にしてお金を借り、自らの死後残った自宅や預貯金等で返済できるサービス
・リースバック
自宅を売却して現金化した後、売却した家を借りて住み続けられるサービス
定年時点で住宅ローン未完済の夫婦は以上の対策で老後破産を回避しましょう。