毎年行われる各種就職企業人気ランキングで、常に上位にいるANA(ANAホールディングス株式会社)の年収がどれくらいか知っていますか?日本だけでなく世界的にも有名な企業だけに、気になるところです。今回は、知名度も人気もあるANAの年収を2020年版有価証券報告書から紹介していきます。

ANAとはどんな会社?

(写真=PIXTA)

ANAは、マイナビ2021・日本経済新聞で実施された「2020年卒版 就職企業人気ランキング」の文系総合ランキングで、第2位となる人気の企業です。毎年行われる同様の各種ランキングでも常に上位です。

ANAは1952年に設立され、2013年には持ち株会社性を採用し、ANAホールディングス株式会社が発足しました。ANAにおける職種は、事務などを含めたグローバルスタッフ職や客室乗務職、運航乗務職などさまざまです。

大手企業で安定感があり、福利厚生の充実や、語学力が活かせるなど幅広い理由により人気なのでしょう。

ANAの平均年収は700万円以上!

(写真=PIXTA)

2020年3月31日現在の有価証券報告書によると、一般従業員の平均年齢は45.8歳で、平均年間給与は736万5,000円でした。

一方全国の平均年収は、国税庁の平成30年分民間給与実態統計調査結果によると、平均年齢は46.4歳で1年間の平均給与は440万7,000円です。一般的な平均年収と比べるとANAの平均年収は高いことがわかるでしょう。

ANAが今後目指すリーディングエアラインとしての展望とは

(写真=PIXTA)

ANAは2018年から2022年度にかけての中期経営戦略では、アジアや新興国の経済成長に伴うビジネス目的の需要拡大や観光目的の訪日客増加、また東京オリンピックを見据えビジネス展開をしていくと表明しています。

顧客満足度向上のために、安全と品質、サービスを追求しながら、他社との競争に勝つために人材確保や積極的な投資も進めていくようです。また、政府目標である訪日4,000万人の達成に貢献し、世界を代表する企業を目指しています。

 

自分の成長だけでなく社会への貢献も考えられるANA

(写真=PIXTA)

ANAにはさまざまな職種があるので、自分の得意分野が活かし活躍できる場があるかもしれません。また、世界に目を向けて働けるグローバルカンパニーでもあります。人々を交通の面で支え助け、社会的価値と経済的価値の両立と創造を行うANAに今後も注目です。

 

文・山村望愛

【こちらの記事もおすすめ】
2022年からの新年金制度、得をするのはこんな人!
年金未納を続けた人の悲惨な末路 当てはまる人は要注意
年金記録の「空白期間」放置は危険?今すぐ対策をとって年金を守ろう
年金は「繰り下げ受給」がお得って本当?メリット&デメリットを解説!
個人年金保険で確実に老後資金を貯めるつもりが失敗…その理由は