キム・キャトラル
人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)」のサマンサ役で知られるキム・キャトラル(67)が、ハリウッドにおける加齢の現実について口を開いた。
キムは8月29日(火)、Vogue Greeceに掲載されたインタビューで「私にとって、つまり60代の女性にとって最大の挑戦は、関わり続けて、仕事をすること、メッセージを伝えることだ思う」と語った。
キムは、自分のキャリアに決意を固めようとするとき、そして迷いが生じたときはいつも母親のシェーンにインスピレーションを求めたと付け加えた(シェーンは2022年12月に死去)。
「私はいつも母を理想の人物としていました」とキムは説明した。「彼女は幸せになれる仕事に就くことができず、長い間落ち込んで一人でいましたが、頑固さを失うことはありませんでした」と続けた。
今月初めに67歳の誕生日を迎えたキムは、最近「SATC」のスピンオフ「AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章(AJLT)」のシーズン2フィナーレでサマンサ・ジョーンズ役を再演し、ファンを驚かせた。キムは、「SATC」シリーズのメインキャストで、全6シーズンとその後の2本の映画に、共演のサラ・ジェシカ・パーカー、シンシア・ニクソン、クリスティン・デイヴィスらとともに出演していたが、「AJLT」のシーズン1には参加していなかった。
「AJLT」のシーズン1では、サマンサの不在はキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)との不仲によるものだとストーリーで明かされたが、舞台裏では実際に、キムとサラの不仲説が渦巻いていた。
2月、キムは兄の死後、サラへの不満を公に表明し、「あなたの“いい子”ペルソナを回復するために、私たちの悲劇を利用するのはやめて」とコメントしていた。
その後、サラは「不愉快なことは絶対に言いたくないと気をつけてきたので、キムとの関係について話すのはとても難しい」と、ポッドキャスト「Awards Chatter」に出演した際に語った。「私は何年もかけて、撮影現場の誰に対しても常に礼儀正しくあること、人々に気を配ること、雇用主や番組のプロデューサーとして責任を感じている人々に対して責任を持つことに一生懸命取り組んできた。私のことをこんな風に話す人は他にいないわ」と続けていた。