群馬県を代表する観光スポットの一つに赤城山があり、年間を通じて多くの観光客が訪れます。古くから山岳信仰が厚かったこともあり、パワースポットも豊富。またかつて火山であったことから風光明媚な風景や自然も楽しめます。四季折々豊かな自然とともに楽しめる、赤城山の魅力あふれる神社やレジャースポットスポットをご紹介しましょう。
群馬県の中央にそびえる赤城山
群馬県には上毛三山と呼ばれる3つの山があります。その中のひとつ赤城山は県の中央にあり、標高1,800m級の山も聳えます。
火山活動で誕生したカルデラ湖の大沼や小沼、覚満淵などがあり、豊かな自然が広がる景勝地としてまた、ハイキングやトレッキング、上級者までが楽しめる登山コースもあり、山歩きを楽しむ人にも人気のエリアです。
群馬屈指のパワースポット
そんな赤城山麓にある群馬を代表するパワースポットをご紹介しましょう。
大洞赤城神社
赤城山頂にある大沼のほとりに鎮座する大洞赤城神社は、朱色の社殿が目を引く群馬を代表する人気のパワースポットです。大沼の対岸にはかつての赤城神社跡があり、今は弁天宮が鎮座しています。
創建は確かではありませんが、万葉集にも登場していることから806年には遷宮されていたといわれています。古くから山岳信仰が深かった周辺では、赤城山を神様と準えていたため、赤城大明神(あかぎだいみょうじん)を主祭神として祀っています。このほか、大国主命や磐筒男神、磐筒女神、経津主神そして豊城入彦命が祀られています。
ご利益は無病息災、病気平癒、開運招福、学業成就、縁結び、子授けなどがあるとされています。
大沼湖畔に佇む大洞赤城神社。一際目を引く朱色の社殿が鎮座、境内には神々しく凛とした空気感を放ちます。手水舎は湖のすぐ近くにあります。赤城山の神様が願望を叶えてくれる、そんな雰囲気が流れるパワースポットです。
赤城三夜沢神社
赤城山南麓に鎮座する赤城三夜沢神社は大きな木の鳥居から神聖な空気が流れる、パワースポットです。創建は確かではありませんが、由緒記によると839年に歴史書に名前が記されており、この頃に遷宮されたといわれています。山岳信仰が深く、赤城山と水の神である赤城神(あかぎのかみ)や大己貴命、豊城入彦命などが祭神として祀られています。
ご利益は恋愛成就、縁結び、病気平癒や産業開発、五穀豊穣などがあるとされています。
神社の前にある二の鳥居を潜ると参道が続き、拝殿が見えてきます。
水の神様を象徴しているのか、手水舎の背後には池があります。木々につつまれた拝殿からは身が清まるような神様のパワーが静かに降り注ぐような空気感があります。
境内には県指定の文化財も見られるので、参拝時に拝観してみてくださいね。