甲子園酷暑問題、球児不在の議論「時期ずらす」「昼間は避ける」「別会場」の画像1

 今夏の異常な猛暑で、夏の甲子園の時期や会場を変えるべきという声が大きくなっている。8月6日の開幕以来、最高気温(大阪)が30℃を超えなかった日は1度もなく(休養日を除く)、試合が行われた13日中9日で、35度を超える猛暑日を記録(21日終了時点)。著名人からは「時期をずらす」「昼間を避ける」「会場を移す」といった意見が上がっているが、ベストはどれなのか。週刊誌のスポーツ担当記者は言う。

「時期をずらす場合、“授業期間中でも良いのか”というのが大きなポイントですが、それをクリアしても問題は多い。例えば6月から7月初旬あたりに大会を開くと梅雨のど真ん中ですし、春の選抜と間隔が狭すぎる。予選はGWあたりに始めることになるので、1年生はまず出られませんし、3年生はチームが負ければ早々に目標を失うことになります。