客室の設備も充実

高速インターネットを完備して、ほとんどの客室で通信速度が70から80、場所によっては100を超えるところも。さらに客室ごとにパスワードが用意され、ストレスなく利用できました。

▲連泊の清掃依頼を客室のテレビでできます

客室のテレビはネットフリックスやディズニープラスなどの会員なら動画配信サービスを受けられます。さらにメニュー画面から清掃の項目を選ぶとシーツなども変えられる通常清掃、タオルなどの交換のみのエコスタイルを選択。朝ゆっくり寝ていたい方は午後の清掃も選べます。

▲客室にはオリジナルブレンドのドリップコーヒーを用意

▲バスアメニティは真珠メーカーとして知られるミキモト コスメティックス。洗いあがりがふっくらして、ワンランクアップの満足感です

朝食ビュッフェで山形の家庭の味を満喫

リッチモンドホテル山形駅前の朝食は、家庭でも食べられているご当地料理をバラエティ豊富に用意。芋煮や玉こんにゃく、暑い季節には名物の冷やしラーメンや山形のだし、さらにフルーツ王国山形の新鮮な果物など、地元出身の方もよろこぶご当地料理を満喫できます。

▲木のぬくもりが感じられる、お洒落なレストラン

12時から24時まではコーヒーや紅茶、ソフトドリンクなどのフリードリンクを用意。フリーラウンジとして利用できます。

▲山形の料理が中心に並ぶビュッフェ台

料理の種類も多く、何を食べようか迷うほど。料理が少なくなると頻繁に補充もしてくれます。

▲山形のご当地メニューコーナーには、玉こんにゃく、クルリと丸まった庄内麩入りのお味噌汁、絶品スープの芋煮が並びます

7月から9月までは朝カレーフェアを開催中。日替わりで提供されるカレーやスープがありました。他にも蓮根のはさみ揚げやねぎ塩ポーク、マーボーナスなどホットディッシュも並びます。

▲ロイヤル工場のカレーやスープは本格派の味

山形県の地野菜、山形青菜(せいさい)を漬けた地元漬物の代表格「おみ漬け」や、山形県の県花で、染料や口紅、食用につかわれるベニバナのはいった「大根の酢漬け」など、ご飯のお供も並びます。

▲山形のお漬物などご飯のお供コーナー

「山形のだし」も、山形県の夏の家庭料理。キュウリやナスなどを細かく切って出汁をくわえたもので、レストランのスタッフの手作りです。新鮮で優しい味わいがとても美味しく、ご飯のお供のほか、豆腐にかけていただきます。

▲郷土料理「山形のだし」は手作り

サラダコーナーも充実。フルーツ王国として様々な果物が美味しい山形県は、サクランボが有名ですが、旬のフルーツも並びます。真夏のこの日は、銀山温泉のある尾花沢市の、とても甘い「尾花沢スイカ」が登場し、得した気分になりました。

▲サラダとフルーツのコーナー

山形を代表する郷土料理の芋煮や、味がよく染みた玉こんにゃく、地元の青大豆を使った手作り豆腐、ご飯は県産のつや姫など、どれを食べても素材や味つけがよく、郷土の味を満喫しました。

▲山形の家庭の味。また食べに泊まりたくなる朝食です

「山ラー」と言われるほど、山形市はラーメンの消費量日本一。暑い時期には名物の「山形冷やしラーメン」が登場します。セルフで盛り付け、具材も用意。朝食でいただけるとは思っていなかったので、気分が盛り上がりました。

▲山形名物「冷やしラーメン」

江戸時代初期から伝わる郷土料理の代表格「芋煮」も味つけ抜群。柔らかい里芋のほか、豚肉やネギ、こんにゃくなどが入ります。山形に来たら、必ず食べたい料理です。

▲具もたっぷり入った優しい味わいの「芋煮」

郷土料理も美味しいですが、押さえておきたいのがカレーライス。リッチモンドホテルでは、ちょうど夏のカレーフェアの開催中で、ビーフカレー(ジャワ風)やレッドカレーなど日替わりで提供され、連泊しても楽しめます。この日はスパイシーでコクのあるバターチキンカレーでした。

▲本格的な味が楽しめるロイヤル工場の朝カレー

駅に近く、街中にあって、山形の郷土料理をそろえた朝食ビュッフェは満足感たっぷり。山形に泊まるなら、おすすめしたいホテルです。ぜひ一度たずねてみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:リッチモンドホテル山形駅前>