ピーター・ジャクソン監督 Photo: Eric Charbonneau/Shutterstockピーター・ジャクソン監督 Photo: Eric Charbonneau/Shutterstock

映画『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』『ラブリー・ボーン』などで知られる映画界の巨匠ピーター・ジャクソン監督が、あの最新ホラー映画を絶賛した。

何本もの世界的ヒット映画を世に送り出してきたピーター・ジャクソン監督が「傑作(けっさく)」と認めたホラー作品とは、双子の大人気YouTuberダニー&マイケル・フィリッポウが初めてメガホンを取った映画『Talk to Me(原題)』。話題の映画スタジオ「A24」が北米配給を勝ち取ったことでも話題となっている。

ストーリーの内容は詳しくは明かされていないが、主人公は高校生のミア。SNSで流行っている降霊会に参加したミアが儀式のカギとなる“手”を握ったことで物語は展開していくようだ。

© 2022 Talk To Me Holdings Pty Ltd, Adelaide Film Festival, Screen Australia

© 2022 Talk To Me Holdings Pty Ltd, Adelaide Film Festival, Screen Australia

Newshubによると、12月22日(金)に日本公開が決定している『Talk to Me』について、ジャクソン監督はここ数年で最高のホラー映画のひとつだと語ったという。

「容赦なく怖く、心をかき乱す。最高の形で、だ。『Talk to Me』はただ良い作品なだけでなく、とてもとても良い。ここ数年で僕が楽しんだ、最高で、もっとも強烈なホラー映画だ」

北米では7月28日より公開された『Talk to Me』は、初週末に予想興行収入の2倍となる1,002万ドル(約15億円)を記録。これはA24にとっては、『ミッドサマー』対比で150%以上という驚異の大ヒットスタートだという。また、すでに続編の企画が進んでいるという。

日本での公開は当分先だが、ジャクソン監督以外にもアリ・アスター、ジョーダン・ピール、サム・ライミ、スティーブン・スピルバーグ、スティーブン・キングらも絶賛しているだけに、どんな作品になっているのか実に楽しみだ。

映画『Talk to Me(原題)』は、12月22日(金)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にてロードショー。