「巻き方ってご存知でしょうか?」巻き方の人は増加傾向にあります。なぜ増えているのか、その原因の1つとして寝ているときの姿勢、もう1つはスマホとパソコンによる姿勢です。今回は「巻き肩」になる原因と改善ポイントについて紹介します。巻き肩に悩んでいる方は、是非参考にしてみてくださいね。

巻き肩とは

「巻き肩」は、正常の状態よりも肩が前の方向に倒れてしまっている状態を言います。また「巻き肩」と「猫背」を勘違いされる方もいますが、猫背は背中全体が前の方に丸まった状態を言うため、巻き肩とは状態が異なります。

セルフチェック『巻き肩』

あなたが「巻き肩」どうかチャックをしてみましょう。以下の項目に当てはまるものを数えてみましょう。

□鏡で横を向いたとき、両肘が自然と外側に向いてしまう

□両手をまっすぐ上にあげた時に、腕が耳よりだいぶ前にある

□仰向けに寝た時に、両肩が布団やベッドから浮いている

□スマホやパソコンを見ている時間が長い

□呼吸がしにくい気がする

□上半身がやや丸まっている

□肩の付け根のあたりが凝っている

上記のうち、3つ以上が当てはまる場合は、「巻き肩」の可能性あります。

巻き肩になる原因と改善ポイント

「巻き肩」は、長時間丸まった姿勢でいることで筋肉が凝り固まってしまい、正常な姿勢に戻らなくなってしまいます。代表的な例として以下の行為が挙げられます。

長時間のスマホやパソコン

現代において欠かせないスマホやパソコンの作業などを長時間、前傾姿勢で見ていることから「巻き肩」になりやすいと言われています。

日常生活のスマホ・パソコンを使うときは、正しい姿勢を意識することが大切です。長時間使用する場合は、休憩を取りながら前かがみになっていないか注意しましょう。

横向きで寝る

寝ているときの姿勢が「横を向いて寝ている」と思う人は、睡眠中に上半身の体重が、肩まわりにかかってくるため、肩が前方へ倒れてしまうことで「巻き肩」になってしまう可能性があります。

なるべく仰向けで寝る習慣をつけるようにしましょう。どうしても横向きで寝てしまう場合は、慣れるまでは背中から腰あたりにバスタオルで固定するなど工夫をするようにしましょう。

まとめ

「巻き肩」を放置することは、見た目だけではなく身体にも負担をかけてしまっているため、さまざまな体調不良の原因となってしまいます。普段からスマホやパソコンのよく使用する人は、長時間の前かがみになってしまっている姿勢や寝るときの姿勢に注意していきましょう。日常生活のちょっとした工夫で、悩みを解消することができるかもしれません。是非気になる方は実践してみてくださいね。