「梳る」の読み方の答えは・・・
正解は、「くしけずる」でした!
あれ?ヘアセットに関係する言葉のはずなのに聞き覚えが無い…と思った方も多いのではないでしょうか?
「梳る(くしけずる)」とは、櫛(くし)で髪をとかすことを表す言葉なのです。
髪をとかすことを「くしけずる」とはあまり言いませんが、「髪を梳く(すく)」と言う言い方はしますよね。
また、同じ意味の「くしけずる」も、「梳る」だけでなく「櫛る」と書く場合もあります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
3つ目の漢字は「瑞雲」です!
あなたは「瑞雲」を何と読みますか?
一度くらい目にしたことがあるはず!
とても美しい自然現象です。
「瑞雲」の読み方のヒントは?
1.「瑞雲」をひらがなにすると4文字になります。
2.「瑞雲」は着物の吉祥文様です。
3.『谷々の岩燕は、瑞雲のように、天に舞った。』吉川英治「三国志」より引用
正解は…
正解は「ずいうん」でした!
「瑞雲」とは、太陽に近い雲が虹のような光で彩られる美しい雲の様子です。
「瑞雲」は、太陽光が雲の水滴の集合体を通過する際に発生する現象なのだそう。
ふちや内部が神秘的に光る雲、誰もが一度は見たことがあるのではないでしょうか?
仏教では、めでたいことの前触れや兆しとされています。
見かけた人はラッキー! きっと良いことがあります!
遭遇率は晴れた日、薄い雲が出ているときがチャンスです。
「瑞」の音読みは「ズイ」、訓読みは「しるし」「瑞い(めでたい)」「みず」。
「瑞雲」は他に、彩雲・慶雲・祥雲・景雲とも呼ばれます。
吉祥文様の「瑞雲」とは?
「瑞雲」は日本の吉祥文様としても有名です。
着物や帯、工芸品などの柄として、たなびく「瑞雲」が金糸銀糸で彩られます。
吉祥柄では他に、飛雲・渦巻雲・流雲・霊芝雲とも呼ばれます。
4つ目の漢字は「石子」です!
「石子」を何と読みますか?
2つとも簡単な漢字ですが…
もちろん「いしこ」ではないですよ!
「石子」の読み方のヒントは?
1.「石子」をひらがなにすると4文字になります。
2.「石子」の類語には「ジャグリング」が挙げられます。
3.『ひとくいしょう ふたくいしょう』かけ声
正解は…
正解は「いしなご」でした!
「石子」は昔の外遊び。
遊びのルールは、地面に撒いた石のひとつを投げ上げ、地面に落ちる間に他の石とともに拾いつくしていくというものです。
1.それぞれお気に入りの親石を決める
2.「ひとくいしょう(小石がひとつの意)」のかけ声に合わせて親石を放り、落ちる前に子石を拾って親石と一緒に受け取る
3.「ふたくいしょう(子石が2つの意)」のかけ声に合わせて親石を放り、次の小石を拾う
4.子石が全部なくなったとき、最終的に拾った子石が多い子が勝ち!
別名「石などり」「石投げ」「手石」とも呼ばれました。
古くは19世紀の『守貞漫稿(もりさだまんこう)』という風俗史に、童女たちが「石子」で遊ぶさまが記録されています。
女児だけでなく、男児も一緒に遊ぶことがあったそうです。
「石子」は「お手玉」の原型で、地域によっては同一視されます。