「小舌」の読み方のヒントは?

意味は「のどちんこ」です。

 

ひらがな2文字で考えてください。

”〇〇”

 

さあ、何と読むか分かりましたか?

「小舌」の読み方、正解は……

正解は……

 

「ひこ」

 

です!

 

「舌」をもっている哺乳類はたくさんいますが、「のどちんこ」はにしかないって知ってますか?

のどちんこは人間にとって大切な働きをしています。

 

どんな働きかというと、食べ物を飲み込むときに鼻の方に上がってしまうのを防ぐ役割です。

 

しかし、のどちんこを切ってしまっても普通に生活することができます。

もし、のどちんこが肥大したせいで睡眠時無呼吸症候群などを引き起こし、人体に悪影響を与えている場合は切除している人もいるようです。

 

人体にとって必要不可欠なものというわけではないようですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

最後はこの漢字!「鮎魚」

「鮎魚」の読み方をご存じですか?

「鮎」は魚のアユのことなので「あゆぎょ」と読みたくなりますが間違いです。

それでは、何と読むのでしょうか?

「鮎魚」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「で○○」の4文字
  2. どちらの字も音読みです
  3. 中国ではアユではない魚をあらわす言葉です

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「鮎魚」の読み方、正解は・・・


正解は

「でんぎょ」

です!

「鮎」の音読みは「デン(またはネン)」です。「鮎」は魚のアユのことかと思いますが、実は「ナマズ」のことをあらわす言葉なのです!

ナマズには「鯰」という漢字がありますが、これは日本でナマズをあらわすために作った「国字(中国以外の国で作られた独自の漢字)」と言われており、中国では「鮎」がナマズなのです。

何故ナマズがアユに?

アユは古事記や日本書紀の時代には「年魚」と表記されており、中国では「香魚」と呼ばれています。ナマズとはまったく似ていないのに、何故同じ漢字が使われているのでしょうか。

アユを占いに使ったという故事があり、そこから「鮎=ナマズ」が中国から輸入される前に独自に「鮎=アユ」という言葉を作っていたのではないか、という説があります。偶然被ってしまったので元々使っていた意味を優先し、ナマズには新しく「鯰」という文字を作ったのではないか、ということです。ただ、室町時代に描かれた「瓢鮎図」という水墨画があり、こちらはひょうたんとナマズが描かれているので、諸説のうちのひとつと考えた方がいいかもしれません。

「鮎魚」の読み方を意味と一緒に是非覚えてくださいね。