静岡市の工芸体験施設「駿府の工房 匠宿」に、タミヤ監修の模型工房がオープン！

プラバンアクセサリー・恐竜色塗り製作・ミニ四駆製作などの「模型体験」が8月8日(火)から加わった。

ものづくりの楽しさを伝えていく



静岡に伝わる伝統工芸の駿河竹千筋細工・陶芸・木工・漆・染めものなどの製作が体験できる「駿府の工房 匠宿」に、静岡を代表する地場産業「模型」の体験が新たに加わった。



「駿府の工房 匠宿」の模型工房では、タミヤ監修のもと、完成品やクラフトツール、ジオラマなどが展示された工房内で、初めて模型に触れる子どもたちにタミヤ工具を使用した体験を通じて「ものづくり」の楽しさを伝えている。

体験メニュー



「模型体験」の体験開始時間は、10:15～/13:15～/15:00～の1日3回、時間制で受付けている。


料金は、「ミニ四駆製作」1,300円(税込)、「ロボクラフト製作(ぷるぷる)」1,000円(税込)、「恐竜色塗り製作(トリケラトプス・ティラノサウルス)」1,500円・1,800円(税込)、「プラバンアクセサリー花(大・小)」1,000円(税込)、「プラバンキーホルダー」500円(税込)だ。



また、オープン記念として、ツノに漆塗りが施されたトリケラトプスと、お茶染めのネクタイ付きティラノサウルスが各50個限定(1日3個まで)用意されている。

他にも、「駿府の工房 匠宿」では、特別体験やカルチャー教室を開催予定だ。

駿府の工房 匠宿について


2021年5月、静岡市の伝統工芸体験施設「駿府匠宿」は、建築設計業の創造舎による運営となり、「駿府の工房 匠宿」として「歴史と未来を結ぶ場所」をコンセプトに22年ぶりにリニューアルした。

駿河竹千筋細工・陶芸・藍染・お茶染め・木工指物・漆などが体験できる各工房に、一線で活躍する職人を工房長として招聘し、かけがえのないものづくりの体験の提供と、工芸職人の後継者候補輩出を目指している。

また、伝統工芸技術を建築部材に活用したリノベーションなどの工芸文化継承の試みだけでなく、周辺地域との連携を深め、工芸に触れられる焙煎カフェ「The COFFEE ROASTER」や、地元養蜂場の蜂蜜を使用したカフェ「HACHI ＆ MITSU」、名店の味を引き継いだ和菓子屋「蓬きんつば ときや」を開店し、さらに古民家再生による宿泊施設をオープンしており、地元文化継承の拠点としての役割も担っている。

この機会に、タミヤ監修の模型工房で「模型体験」を楽しんでみては。

■模型工房
場所：「駿府の工房 匠宿」キッズ工房 星と森 内
住所：静岡県静岡市駿河区丸子3240-1
営業時間：10:00～17:00
休館：月曜日
料金：入場無料。体験は有料
公式ページ：https://takumishuku.jp/mokeikoubou/

(角谷良平)