女性が自分らしく働く環境を作るため、女性テレワーカーの育成と全国の企業・自治体のデジタル化支援を行うMAIAは、女性のITスキル育成とキャリア形成支援の強化に向けて、サブスクリプション(月額)制のe-Learningプログラム「でじたる女子+(プラス)」のサービスを8月4日(金)にリリースした。
女性のライフスタイルの変化に伴う仕事の悩み
出産や育児、介護、夫の転勤など、女性の就労にはさまざまなライフスタイルの変化と、それに伴う悩みが存在する。
これまでMAIAが支援してきた女性たちにおいても、「育児との両立のため、応募できる仕事が時間に融通のきくものに限られてしまう」「保育園への送り迎えなどに対応するため、在宅で働ける仕事にしか応募できない」「家計を支えるために単価の高い業務にシフトしたいが、アルバイトの経験しかない」といった悩みを抱える人が数多くいた。
コロナ禍を経て一般化したテレワークに適応し、市場のニーズが高く単価も高いSAPやRPAなどのITスキルを身に着けることは、こういった悩みを抱える女性にとって選択肢を広げることにつながる。
MAIAではこれまで、地方自治体などと連携し、「でじたる女子プロジェクト」としてこれらの悩みに対するスキル習得の支援を行ってきたが、今回その支援をより一層広く提供するために、同プロジェクトをベースとしたサブスクリプション制のプログラムを開始した。
市場価値の高いITスキルを学べるプログラム
「でじたる女子+」では、テレワーク基礎やIT基礎はもちろん、Webデザインや動画制作、SAP、RPAなど、市場価値の高いITスキルを学べるプログラムを多数ラインップしている。そのほか、昨今ニーズが急騰している「ChatGPT」の特化プログラムなど、基礎から応用まで個人の興味関心やペースに合わせて自由に学習することができる。
また、各地域の「でじたる女子プロジェクト」では受講者数に定員が設けられており、かつSAPやRPAなどのコースからどれか1つを選択する必要があったが、「でじたる女子+」ではどのコースのプログラムでも自由に学習することができる。
なお、各カリキュラム受講後には認定試験が用意されており、合格した人は認定証の発行とキャリアコンサルタントによるキャリアヒアリングを受けることができる。これらを全て完了した人は案件への応募も可能となるため、未経験でも身に着けたスキルを活かして就労を目指すことが可能だ。