ノア・シュナップ（左）、ミリー・ボビー・ブラウン Photo： David Fisher/Shutterstock
ネットフリックスの人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」でウィル役を演じているノア・シュナップが、同作の共演者で親友のミリー・ボビー・ブラウンに、“カミングアウト”したときの彼女の反応を明かした。
ノアは今年1月、TikTokにセルフィー動画を投稿。動画の中でノアは「18年間クローゼットの中で怯えていた僕が、ついに友人や家族にゲイだと告げたとき、彼らが言ったのは『知ってる』だった」という文章をつけ、“近しい人々”にカミングアウトしたことを明らかにした。
その“近しい人々”には、親友であるミリーも当然含まれていたようだ。米Varity誌との新しいインタビューの中で、「彼女に直接言おうと何度も試みたのだけど、それはあまりにも難しかった」と、ミリーに直接伝えられずにいたことを明かしたノアは「それからある日、パーティー・シティ（パーティーグッズ専門店）の真ん中で彼女にFaceTimeをして『ミリー、僕ゲイなんだ』って言ったんだ」と、テレビ電話を通じて、カミングアウトしたことを明らかにした。
ミリーに伝えることを躊躇（ちゅうちょ）していたノアだが、ミリーの反応はノアも拍子抜けするほどあっさりとしたものだったという。ノアによると、ミリーは当時「あら、シュナッパー！ようやく言ってくれたわね！」と反応したという。どうやら、ミリーはいつかこの日が来ることを前々からわかっていたようだ。
彼らが出演する「ストレンジャー・シングス」シーズン4の後半では、ノア演じるウィルが親友のマイク（演：フィン・ウルフハード）に恋をしているような描写があり、のちにノア本人はあるインタビューにて「特に今回のシーズンでは、ウィルがマイクに想いを寄せていることが明らかになったからね」と述べ、ウィルが同性愛者であることを認めていた。
ノアは今回のインタビューで、ウィルのセクシュアリティがきっかけで、自身が同性愛者だと気づいたこと、さらにそのことを公表するに至ったとも話している。
「ウィルがゲイであることを完全に受け入れるようになってすぐ、自分自身のことを受け入れるスピードが急激に速くなった。もしウィルを演じることがなかったら、自分自身を受け入れる手助けをしなかったら、僕は完全に別の場所にいたと思う。もしそのキャラクターを演じていなかったらいまだに秘密にしていただろうね」
