グライムス、リゾグライムス、リゾ

イーロン・マスクの元恋人で、2人の子供をもうけている歌手のグライムスが、現在訴えられている歌手のリゾを擁護した。

リゾといえば、元ダンサー3人から訴えられている。告発者は、ボディ・シェイミングとセクハラを主張。訴えの中で、リゾは、アムステルダムのヌードクラブでの夜遊び中にあるダンサーにパフォーマーの胸を触るよう迫ったことや、ダンサーの体重について注意喚起があったとの主張もあった。

これに対しリゾは「通常、私は虚偽の申し立てには反応しないことにしていますが、これらの申し立ては信じられないようなもので、あまりにも非道なものです」と真っ向から否定している。

そんな中、グライムスはソーシャルメディアにて、訴えられたリゾを支持する声明を発表した。

「私はリゾが大好きです。悪いことが起こったときに人々の話を信じないわけではないけれど、私が見ていた時にダンサーたちがいろいろな方法で酷い扱いを受けていたことを後になって知ることになりました。もしかしたら、状況はひどいかもしれませんが、私にとっては忠誠心が大切です。リゾは“クール“になる前の10年間、私にも、他の人にも親切にしてくれて、誰も気にかけてくれなかった時でも、私に気を配ってくれました。彼女からは常に模範的な行動しか見たことがありません。特にみんなが私を憎んでいる時に、彼女はトップにいるのにもかかわらず優しく接してくれました。彼女が気を配る理由はなくても、ただ善良な人でありたいという彼女の心が嬉しかったことを覚えています。音楽業界でこんなに尊敬できる人物が成功するのを知らなかったので、彼女が有名になったときはとてもうれしかったです。彼女がそんなに根本的に変わってしまったとは信じがたいです。美徳を壊そうとする文化にはうんざりしています。リゾはすばらしいです」

これに対し「グライムス、あなたが金持ちで裕福で影響力があるから。リゾは、“彼女のレベル”の人々が尊敬に値するとは思っていない階級差別的な虐待者だ」という辛辣なコメントも。グライムスはこれに対し、リゾは自分に何の利益もないときには親切にしてくれた、と反論した。

リゾを訴えたダンサーたちは、先日、テレビのインタビューに応じ、リゾを「脂肪恐怖症 (肥満に対してネガティブな感情や偏見を持つこと)」と説明し、自分たちの訴えに対する彼女の反応は偽善的で、まるで「パンチをくらったようだった」と語っていた。