映画『お金が足りない。』製作委員会は、日本で初めてとなるドキュメンタリーとコメディーを取り入れた金銭教育映画『お金が足りない。』の公式サイトを、8月3日(木)に公開した。
金銭教育を題材にした映画『お金が足りない。』
『お金が足りない。』は、金銭教育を題材にした映画だ。とはいえ、ただ普通にお金の理念や在り方について述べていくだけではなかなか伝わりにくいため、楽しくわかりやすいようにコメディタッチに描くとともに、実際にお金を調達する「リアリティ」をも追求している。
日本初「シネマdeスタディ」
「シネマdeスタディ」とは、映画をみながら学ぶことができる新ジャンルの学習方法のことで、映画『お金が足りない。』製作委員会による造語。
スマホアプリ・LINEとの連動を実現し、上映中、画面に映し出されるQRコードを読み込むことで、ストーリーに連動したさまざまな補足情報やお金にまつわる豆知識が送られてくる。中盤ではクイズの出題も予定されている。
映画『お金が足りない。』ストーリー
うだつの上がらない映画監督の黒澤。過去に一本だけミドルヒットを生み出すも、その後はヤラセの心霊モノやセミナー動画などの監督をしてなんとか一人息子を養っている。
ある日、お金の教育映画を撮りたいと依頼されるが、予想以上の低予算。断ろうとした黒澤だったが、ある事をきっかけに監督を引き受けるのだった。
しかし、いざ撮影が始まると失敗ばかりが続き……。
予算を増やすため、黒澤は、一発逆転を狙いバイナリーオプションに製作費を注ぎ込む。結果、製作費はなくなり、映画はあえなく終了……のはずだったが、人生初のクラウドファンディングや補助金申請などにチャレンジ。
果たして映画は完成するのか……?!
クラウドファンディング2日で目標金額達成!
実際に映画の資金が”予定通り”になくなり、クラウドファンディングを立ち上げるところから行われた。結果は、2日で目標金額を達成し、最後は達成率500%超えとなった。
そして、最終的に2本の映画が誕生した。2本とも基本的なストーリーは同じだが、観る人によって、純粋にドラマとしての映画を楽しんだり、学びの場として活用するためには、どうしても「シネマdeスタディ」と「ディレクターズカット」の2本の作品が必要だという決断に至ったからだ。
「ディレクターズカット」は、主人公の回想シーンなどを盛り込み、より深いドラマ性・ストーリー性が与えられている。