初回や第2話では、久しぶりの恋にチャレンジする向井が“あざと女子”に振り回され、翻弄される様子が描かれ、さながらテレビ朝日系の人気恋愛バラエティ『あざとくて何が悪いの?』のようだと概ね好評な様子だったが、いまひとつ伸び悩んでいる。

「特に初回は、女性が自分に気があると勘違いした向井くんが暴走して、『もう、降参。付き合いますか』と謎のやれやれ感を出しながら交際を申し出、即座に女性から『そういうのじゃないです』と否定されるというシーンが大きな反響を呼び、爆笑をかっさらいました。ただ、この初回のインパクトが大きかったせいか、特に婚活話となった第3話は地味に感じられましたね」(テレビ誌記者)

 この第3話は他の部分でも“問題作”だったようだ。

「結婚がテーマとなっていることから妹の麻美(藤原さくら)と義弟の元気(岡山天音)の夫婦に生まれ始めた微妙なズレにもフォーカスされましたが、向井くんの恋愛模様に期待していた層からはあまり評判がよくありませんでした。特に麻美の結婚感や、元気に対する態度があまり共感を得られないものだったことも大きい。