カーディ・B
人気ラッパーのカーディ・Bに、暴行の疑いがかけられていることがわかった。
カーディは7月29日(現地時間)、米ラスベガスでパフォーマンスを披露。その際、女性と思しきファンから飲み物を投げかけられたカーディは、その報復として手に持っていたマイクを観客席に投げこんだ。
ここ最近、観客がステージに投げ込んだ“モノ”がアーティストに直撃するという事件が立て続けに起きており、ビービー・レクサやハリー・スタイルズ、ケルシー・バレリーニといったアーティストが被害にあっている。
そんなネガティブなトレンドの被害にあったと思われていたカーディだが、米TMZ、米CBSなどによると、このトラブルのあと、観客席にいた女性がラスベガス都市圏警察に被害届を提出したという。つまりカーディは「被害者」から一転、「加害者」という立場になってしまったことになる。
米TMZが新たに報じたところによれば、被害を訴えた女性は当時、カーディに飲み物をかけた人物の隣に立っていたと言い、マイクが同人物に直撃した後、自分にも当たったと主張しているという。SNS上で拡散されている動画を確認してみると、カーディが投げたマイクは飲み物をかけた人物に当たった後、強い衝撃で跳ね返り、ほかの観客に当たっているようにも見える。
なお、この事件が起こる前、カーディと彼女のDJは火照った体を冷やすため、観客に水をかけるよう促していたそうだ。SNSには「水をちょうだい」「それを私のアソコに入れてよ、ビッチ」などと言うカーディの姿が収められている。
観客に水をかけてほしいと頼んでいたものの、ショーの後半、女性ファンが飲み物を投げた際には思わず激怒したカーディ。飲み物が顔や髪にかかってしまったことが嫌だったのだろうか。
今後の展開が気になるところだが、現時点で逮捕者や出頭命令などはでていない。