CHEERSは、「あらゆるパートナーとの協力で、子どもたちの挑戦機会を公平にする」をミッションに掲げ、小中学生向けキャリア教育を展開している。

同社は、7月22日(土)に新潟在住の小学生親子が地域が誇る産業・企業19団体とふれあう「こどもシゴト博2023 in 新潟」を開催し、278世帯が来場した。

小学生への本物のキャリア教育で、地方創生へ


「こどもシゴト博2023 in 新潟」とは、地域の親子が新潟で働く大人たちとの交流を通して、さまざまな職業や生き方を学ぶキャリア教育プログラムだ。

新潟県内の満20歳の人口は、1月1日(日)時点で男性が9500人・女性が8900人で、合わせて1万8400人と推計されており、2年連続で2万人を下回っている。

そこで同社は、若者の県外流出を防ぎ、将来的に地方創生に繋げていくことを目指しながら、同時並行で小学生の地方の教育格差や体験格差が課題解決に臨むため、地元が誇る産業・企業との出会いや親子でキャリアについて対話する機会を創出。「こどもシゴト博2023 in 新潟」は、地域として格差拡大の防止、さらに教育魅力化に繋げていくことを目的に実施された。

子どもも大人も楽しむキャリアプログラム



「こどもシゴト博2023 in 新潟」には、約20社の地元企業・団体が出展。出展企業については、CHEERS公式サイトで確認できる。

訪れた子どもたちは、ヘルスケアや農業、消防体験の他、モデル体験や客室乗務員体験など、さまざまな憧れの職業とふれあった。



参加した親子からは、「まだ、どんな仕事かわからないながらも、体験してみて興味を持ったものもあったようで、とても良いイベントだと思います。定期的に行ってほしいです。」という声が挙がり、終日盛況だったそう。

リードパートナー 明治安田生命保険のコメント


明治安田生命保険の新潟支社長・古賀生治氏は、「新潟が抱える若者の県外流出やそれに伴った人口減少という課題に対して、新潟が誇る素晴らしい企業と、地域の子どもたちとの出会いを創出することで、子どもたちの将来の選択肢を広げられればという想いで開催いたしました。実際に実施してみると、子どもたちはもちろん、一緒にきた保護者の方々や、今回協賛してくださった地元企業の方々も楽しんでくださり、新潟県全体にとっての可能性を感じています。今後も、“地元の元気”の輪が広がる活動を推進してまいります」とコメントしている。

終日盛況だったという「こどもシゴト博2023 in 新潟」。次回の開催にも期待したい。

■こどもシゴト博2023 in 新潟
会場:朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター
場所:新潟県新潟市中央区万代島6−1
参加費:無料
対象・人数:新潟在住の小学生親子300世帯
CHEERS公式サイト:https://100will100cheer.com/

(角谷良平)