この2番組だけでなく、今年9月から開催されるバレーボールワールドカップに関しても、スペシャルサポーターに内定していたジャニーズグループの「Aぇ!group」が排除されたと言われる。

 独占中継を行う予定なのがフジテレビで、急速なジャニーズ離れにファンだけでなくテレビ関係者の間でも衝撃が走ることになった。

「視聴率が悪くても、ジャニーズ事務所との忖度で継続している番組は民放各局に存在する。ただ、好感度の高いジャニーズタレントの番組ということで、視聴率が悪くてもスポンサー受けはよくCMは入っていた。そんな中で、性加害騒動が起きてその要になるCMも入らなくなる可能性が出た。フジテレビは他局に比べ視聴率が悪い番組が多いですし、思い切ってジャニーズ排除を進めているようです。特にバレーボールワールドカップに関しては、これまでV6、嵐、Hey!Say!JUMPなどが継続的に担当。中継番組にも出演し、グループにとっても大きなPR効果があった。それだけに、ジャニーズ事務所としてもかなりの痛手。各局も、フジに追随してジャニーズ切りに動き出す可能性もあります」(民放関係者)

 ジャニーズとは一歩ひいた立場になりそうなフジテレビだが、実は裏で極秘のプロジェクトの噂もある。それが、元SMAPから構成される新しい地図が出演する番組の制作だという。フジテレビといえば、2023年1月期のドラマとして、草彅剛が主演の『罠の戦争』を放送。さらに、中居正広がMCとして出演する『まつもtoなかい』の初回ゲストとして、香取慎吾を呼び寄せ6年ぶりと言われる元SMAPの共演を演出したばかり。