長野県小谷村の白馬アルプスホテルが運営する「白馬乗鞍温泉スキー場」は、2022年に竣工した「アルプス第11ペアリフト」のグリーンシーズン運行を7月29日(土)より開始する。

大自然の景観が楽しめるスキー場


白馬乗鞍温泉スキー場は、周りを気にせず滑れるワイドバーンが多いのが特徴のスキー場。ファミリー向けから上級者向けのコースまである「若栗ゲレンデ」、非圧雪の急斜面やすべりやすい中斜面などがある「里見ゲレンデ」がベースになっている。アルプス第10ペアリフトでスカイビューゲレンデへ行くと、大自然の景観が楽しめる。

山岳観光リフトのグリーンシーズン運行開始

新しく営業を開始する「アルプス第11ペアリフト」は、アルプス第5高速ペアリフト横より乗車し、標高1,598m地点まで乗車する。若栗ゲレンデ下部からの標高差は730m。

定期運行は2つ。一つは、往路が第5リフト8:00→第11リフト→山頂着8:45(30分観光)、復路が第11リフト9:15→第5リフト→第5リフト乗場着10:00。もう一つは、往路が第5リフト10:30→第11リフト→山頂着11:15(30分観光)、復路が第11リフト11:45→第5リフト→第5リフト乗場着12:30。

「アルプス第11ペアリフト」には、運行開始前に白馬アルプスホテルフロントで乗車券を購入して乗車する。料金は、大人往復2,000円/片道1,500円、小学生以下往復1,500円/片道1,000円(どちらも第5リフト乗車代を含む)。気象状況などにより運休や時間変更の場合があるので、詳細は白馬乗鞍温泉スキー場公式サイトにて確認を。

なお、同リフトは、スキー場管理区域外の山岳観光リフトで、通常のゲレンデ専用リフトとは異なる。冬季のリフト利用には、「登山届(入山届)等の必要書類の提出」または「第11ペアリフト免責事項同意書への同意および署名」の提出が必要だ。

キャンプや温泉、アクティビティが楽しめる



雄大な北アルプスを背景に大自然が広がる小谷村。中部山岳国立公園や妙高戸隠連山国立公園など2つの国立公園を持ち、洋々たる景色を楽しむことができる。白馬アルプスホテルは、大自然のめぐまれた地にあるリゾートホテル。正面には白馬乗鞍温泉スキー場が広がっている。


白馬乗鞍温泉スキー場ゲレンデ内には「白馬アルプスホテルキャンプ場・オートキャンプ場」があり、ホテルがすぐ近くのため、初心者でも安心して利用できる。


また、白馬アルプスホテルとそのすぐ下にある「若栗温泉 乗鞍荘」の2カ所で、ナトリウム・炭酸水素塩泉の白馬乗鞍温泉に入浴することできる。乗鞍荘は、白馬の大自然が創り出した自然石でできた岩風呂が自慢で、浴室は男女とも内風呂のみとなるが、湯船が広く、のびのびと入浴できる。


乗鞍荘北側には、アウトドア施設「白馬アルプスツリーアドベンチャー」があり、森の中に難易度の異なるグリーン/イエロー/レッドの3コースが用意されている。


スタートデッキでワイヤーにセーフローラーを掛けてしまえば、ゴールするまで外すことはなく、自分で着脱する動作がないため、子どもも安全に楽しむことができる。

この夏は、白馬乗鞍温泉スキー場で雄大な景色とアクティビティを楽しんでみては。

■白馬乗鞍温泉スキー場・白馬アルプスホテル
住所:長野県北安曇郡小谷村白馬乗鞍高原1285-1

白馬乗鞍温泉スキー場グリーンシーズンHP:https://www.hakunori.com/cms/green/
白馬アルプスホテルHP:https://www.hakuba-alps.co.jp/

(山本えり)