「悋かではない」の意味は?

ところでみなさん、「悋かでない」という言葉を、仕方なく、歯切れ悪く、しぶしぶ、という意味で使っていませんか?

例えば、「本当は嬉しいけれど、どちらでもよかったというフリ」で使うのは間違いです。

「悋か」とは、けちであること・物惜しみすること・躊躇する・未練がある様子。

「悋か」の後ろに否定形の「ではない」が付けば、ケチケチしていない・物惜しみしない・躊躇しない・未練がない様子となります。

つまり「悋かでない」の意味は、「ためらいなく喜んで何かをする」です!

文化庁の「国語に関する世論調査」によると、案外間違えて覚えている人が多いのだそう。

最後はこの漢字!「尼加拉瓦」

日本語では、四字熟語以外で漢字が4文字並ぶ単語は少ないですよね。

「尼加拉瓦」・・・なんだか中華料理の名前のような?

不思議な感じがする単語ですね。

実際は、中華料理ではないんです。

何と読むのか?

さっそく探っていきましょう!

「尼加拉瓦」の読み方のヒントは・・・?

それではヒントです。

実はこの4文字で、外国の国名を表しているんです。

北アメリカにある国で、人口は約646万人

大きさは北海道と九州を合わせたくらいの国です。

公用語はスペイン語で、1821年にスペインから独立した歴史があります。

・・・ここまで聞いても、多くの人はピンとこないかもしれません。

そこで大ヒント!

読み方はひらがなで「に〇ら〇あ」の5文字です。

分かりましたか?

「尼加拉瓦」の読み方の答えは・・・

正解は、「ニカラグア」でした!

なぜこんな漢字を当てたのかなと思いますが、ニカラグアはほかにも「尼喀拉瓜」「尼喀拉瓦」「尼加拉加」「尼加拉瓜」「尼加辣雅」などさまざまな漢字が使われているんですよ。

ちなみに、日本なら「日」、ロシアなら「露」、韓国なら「韓」といった国の略称では、ニカラグアは「児」なんだそうです!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。