マーゴット・ロビー photo : Anthony Harvey/Shutterstock
映画『バービー』などで知られる人気女優のマーゴット・ロビーは、キャリア初期に経済的に支えてくれた母親へ恩返しするために、映画から得た収入を使ったことを告白した。
全米ではすでに公開を迎えた『バービー』。CBSサンデーモーニングのインタビューに応じたマーゴットは、母親であるサリー・ケスラーについて語った。「母に借りたものは全部、紙に書いておいたの」「その紙切れをまだ持っているのよ」と話した。「彼女は家のローンからお金を出して、私にお金を貸してくれたの」とキャリア初期について振り返ったマーゴットは、「だから私はいつも、『それを返さなきゃ』って思っていたわ」と話し、「そしてある日、十分なお金を稼いで、(母の)住宅ローンを全額返済したの。『ママ、もう住宅ローンのことは気にしないで。もう存在しないんだから』って感じだった」「正直なところ、私のような立場の人間なら、誰だってお母さんのためにそうすると思うわ」と続けた。
2014年、News.com.auは、マーゴットが母の60歳の誕生日に、オーストラリアのサウスポートにあるケスラーの49万ドルの家のローンを完済したと報じていた。これは、マーゴットが『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でブレイクし、一躍スターダムにのし上がった翌年のことだった。
過去にも、マーゴットはキャリアのアドバイスを母に求めていたことを語っている。昨年、彼女はVanity Fair誌に対し、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』後に得た名声のレベルに苦悩していたと語った。
「初期の段階で何かが起こっていて、すべてがかなりひどくて、母に 『私はこれをやりたいとは思わない』と言ったのを覚えている」と語り、その時が彼女にとって最低の瞬間のひとつであったと述べた。「母は、真顔の私を見て、『ダーリン、もう手遅れよ』って言ったの。その時、前へ進むしかないと悟った」と彼女は付け加えていた。