ベトナム中部の都市「ホイアン」。世界遺産にも指定され、日本ともゆかりの深いこの都市は、成田からダナンへの直行便が就航して以来、とても身近になりました。今回はそんなホイアンにある、本好きにはたまらないホテルをご紹介します。

VINH HUNG LIBRARY HOTELとは?

VINH HUNG LIBRARY HOTEL(ビン フン ライブラリー ホテル)は観光スポットが多く点在する旧市街から徒歩わずか5分の場所にありますホテルです。全26室と小さめのホテルですが、そのコンセプトはとてもユニーク。Libraryとホテル名に書いてあるように、本がたくさん置かれているホテルなのです。

これらの本は館内で読むのは無料、自分自身の本とも交換が可能とのこと(同じくらいの値段のものと交換、という条件はあり)。入り口入ってすぐにこの大きな本棚があり、そしてゆっくり読書ができるスペースもあるので、本好きにはたまりません。また、雨季で雨がザーザーに降ってしまい、「お出かけができない」なんていう時も手持ち無沙汰になることはありません。

館内はベトナムの雰囲気でほっこり

ロビーはライブラリーだけでなく、アートが楽しめるようにもなっています。いたるところにベトナムの様子を描いた絵画が飾られており、また、インテリアもベトナムらしさ満載でとても可愛らしい雰囲気になっています。

気になる部屋は?

今回筆者が泊まったのは「スーペリアルーム」という下から二番目のランクのお部屋。下から二番目といえども、部屋に入った瞬間「広い!」と思いました。もちろん、トイレ・シャワー付き。冷蔵庫も付いていたのがとてもいいと思いました。部屋も家具やアートがベトナムらしさを演出していて、とても居心地が良かったです。

朝はライブラリーが朝食会場に

朝ごはんはビュッフェ形式です。ライブラリーが朝食会場になりますので、本を片手に朝ごはんという優雅な時間を過ごすこともできます。小さなホテルにしては朝食の種類が豊富でした。パンやシリアルはもちろんのこと、ベトナムの麺料理や野菜炒め等もあるので、「ベトナムに来たのだから、せっかくだから朝食からベトナムのものを食べたい」という方にもぴったりです。また、卵料理はその場でオーダーして焼いてくれる形式なのも嬉しいポイント。

ルーフプールもある!

宿泊者が無料で利用できるルーフプールもあります。こちらにはルーフトップバーも併設されており、プールサイドで太陽を楽しみながら美味しいドリンクも味わえる、と観光客に人気のようです。