キリアン・マーフィー、フローレンス・ピュー
映画『オッペンハイマー(原題)』で主演を務めるキリアン・マーフィーが、共演者フローレンス・ピューとのセックスシーンは「すごい迫力」だったと述べている。
クリストファー・ノーラン監督が脚本と監督を手がけた『オッペンハイマー』は、カイ・バードとマーティン・J・シャーウィンのピューリッツァー賞受賞伝記 「American Prometheus」に基づいている。“原爆の父”として知られるアメリカの理論物理学者、J・ロバート・オッペンハイマー(演:キリアン・マーフィー)を中心に描かれる。本作で、オッペンハイマーとフローレンス・ピュー演じる愛人ジーン・タトロックがセックスするシーンがあるのだが、そこでフローレンスは、ヌードを披露している。
キリアンは、このシーンについて「あのシーンは意図的に書かれたものなんだ」と明かした。「彼(ノーラン監督)は、あのシーンが映画の評価を上げることを知っていた。あのシーンを観たとき、ものすごくパワフルだと思う」と続けた。そしてフローレンスについては「彼女は本当に驚異的だと思う」「彼女は人としてもスクリーン上でも、驚異的な存在感を持っている。『オッペンハイマー』での彼女のインパクトは、その役の大きさを考慮すると、かなり衝撃的」と絶賛した。
Variety誌によると、R指定の本作は、アメリカのオープニングの週末ですでに8,050万ドルを稼ぎ出しているという。
グレタ・ガーウィグ監督の『バービー』と並んで、この2作品は 『バーベンハイマー』という造語まで作られ、ブームを巻き起こしている。この2作品の公開週末は映画史上4番目に大きな週末となった。
『オッペンハイマー』には、ロバート・ダウニー・Jr.、ジョシュ・ハートネット、マット・デイモン、ラミ・マレックらも出演している。
『オッペンハイマー』は日本公開未定となっている。