今回は鹿児島県を代表する観光スポットであり、鹿児島のシンボルでもある「桜島」を紹介します。桜島の魅力やアクセス、見どころや立ち寄りスポットなどを中心に「桜島」について紹介いたします。
桜島とは
鹿児島県のシンボルである「桜島」、高さ1,117m周囲52kmの活火山の島で山頂付近からは常に噴煙が上がっています。常に噴火をしている火山で1年間で平均約200回ほど噴火をしているそうです。
以前は錦江湾に浮かぶ独立島でしたが、1914年(大正3年)の大正大噴火により現在は大隅半島と陸続きになっております。
現在も噴火口から2km圏内は立ち入り禁止となっている為、登山をする事はできません。
桜島に行くには
先程も記載した通り、大隅半島とは陸続きとなっている為、陸路でアクセスすることができます。
また、対岸の鹿児島市からは桜島フェリーが24時間運航されています。乗船時間は約15分で大人一人の運賃は200円ですので、鹿児島市からも簡単にアクセスできます。
島内をゆっくり観光するのであれば桜島で自転車をレンタルできます。レンタサイクルを利用すると4~5時間程で島内を1周できます。
体力に不安があったり、時間に制約がある時はレンタカーなど車が便利です。鹿児島市内からでもフェリーで車ごとアクセスできます。車は大きさにより料金は異なりますが、2,000円前後でフェリーに搭載できます。
桜島の観光名所
島内には噴煙を上げる迫力ある桜島を間近で見れる展望所など、数多くの観光スポット、立ち寄りスポットが点在していますので、サイクリングやドライブで桜島の風景を楽しみながら、各スポットを巡りましょう。
月讀神社
天孫降臨神話に登場する神々をお祀りしている神社で、家内安全や健康、学業や縁結びなど様々なご利益があるとされている神社です。
フェリーターミナルのすぐそばにあるので、フェリーの待ち時間などに徒歩で訪れる事もできます。
桜島ビジターセンター
桜島の噴火の歴史や自然について学べる施設です。入館料も無料ですので島内観光に出かける前に、まずは桜島の基礎知識を学んだうえで、島内観光に出かけてはいかがでしょうか!
「桜島」溶岩なぎさ公園
ビジターセンターの向かいにある公園で、錦江湾の風景や桜島の姿を望むことが出来ます。また公園内には全長約100m(屋外施設の足湯としては国内最大級)にもおよぶ足湯があり、桜島の風景を楽しみながらくつろぐことができます。
赤水展望広場
鹿児島出身のミュージシャン長渕剛さんが、2004年にオールナイトコンサートを行った広場として知られています。広場の一角にはコンサートを記念して、桜島の溶岩で作られた「叫びの肖像」が建てられています。
有村溶岩展望所
全長1kmの溶岩遊歩道の途中にある展望所です。1914年の大噴火の際に流出した溶岩原の丘の上に位置するので、迫力ある桜島の姿はもちろん、360度のパノラマで桜島の景色が楽しめます。
湯之平展望所
噴火口に最も近い標高373mの地点にある展望所で、間近で噴煙を上げる桜島の雄姿を望む事ができます。噴火口に一番近づけるポイントで、展望台からは鹿児島市内や大隅半島も望む事ができます。
桜島の温泉
活火山の島ですので、島内では温泉も湧出しています。島内には「白浜温泉」、「古里温泉郷」、「桜島マグマ温泉」の3つの温泉地があり、それぞれ違った泉質、効能の温泉を楽しむことが出来ます。