1位:『VIVANT』(TBS系) 第1話 8万1,034ツイート

 最も視聴熱が高かったのは、7月16日に放送された堺雅人主演のドラマ『VIVANT』第1話だった。『半沢直樹』や『下町ロケット』『陸王』『ドラゴン桜』など、多くのヒット作を手掛けた福澤克雄氏による完全オリジナルストーリー。放送開始まで、あらすじや出演者の役柄といった情報が伏せられていたことも話題を呼んだ。

 初回の放送中、Twitter上ではラストシーンに登場した嵐・二宮和也に驚く声が続出。総勢42人のキャストが事前に発表されていたが、公式サイトで公開されたシルエットは43人が登場しており、そのうち1人だけがシークレット扱いで、それが二宮だったのだ。「ニノがいきなり出てきてびっくり!」「キャストが本当に豪華すぎる」と好意的な声がある一方で、「結局ジャニーズが出るんだね」「シークレットってジャニーズかよ」など落胆する声も見られた。

 “初回108分スペシャル”として放送された第1話では、丸菱商事のエネルギー開発事業部から、バルカ共和国のインフラ会社・GFL社に契約金の10倍にあたる1億ドルが誤送金される事態が発生。関与を疑われたエネルギー事業部2課課長の乃木憂助(堺)は、契約金はテロリストのアル=ザイールがダイヤモンドにロンダリングして持ち出したという情報をつかみ、バルカ共和国に向かう。

 しかし、ザイールから「お前がVIVANTか?」と謎の言葉をかけられ、爆弾自決の道連れで殺害されそうに。命は助かったものの、乃木は爆破事件の重要参考人としてバルカ警察に追われてしまうが、警視庁公安部外事第4課の野崎守(阿部寛)とその仲間・ドラム(富栄ドラム)の助けを得て、何とか大使館までたどり着く……という内容だった。