「ですが、声が商売のアナウンサーは用心深い人が多く、電車やバスなどの移動中やスタジオでもマスク着用の人は多い。砂山アナも常にマスク着用で放送に臨んだりと気を付けていたようだ」(同)

 では、なぜクラスターが発生したのか。その背景に、7月1日付で行われた組織改編との関連が指摘されている。

「文化放送は近年、契約アナウンサーが満了で次々と退社、局アナへの負担は増大しているが、7月1日付の組織改編でついにアナウンス部が廃止。各アナウンサーは担当する番組の部署ごとの所属へと変更になったが、そのためにアナウンサーだけで集まる慰労会が開かれたようだ。水谷アナは自身のブログで7月10日、『バンザイ!』と題した記事を投稿。『お疲れ様の食事会』が開かれたことを明かしており、砂山アナ、鈴木アナら11名の姿が映った写真も掲載されていた。ここに参加していたスポーツ担当の長谷川太アナ、高橋将市アナも体調不良を発表しており、参加者のうち5名以上が体調不良になっている」(在京テレビ局関係者)

 しかし、ここで文化放送サイドにクラスター発生を隠ぺいしようとする動きも見受けられるという。