ヘンリー王子と、メーガン妃ヘンリー王子と、メーガン妃

ヘンリー王子メーガン妃は、自身のドキュメンタリーがエミー賞から外れたことを、とても気にしているようだ。

これは、王室専門家イングリッド・シューアードが明かしたもの。Mirror紙の取材に応じたイングリッド・シューアードは、先日発表されたテレビ界のアカデミー賞と呼ばれる「エミー賞」のノミネーションにて、ネットフリックスで配信した夫妻のドキュメンタリー「ハリー&メーガン」がどの部門にもかすりもしなかったことに「打ちひしがれている」とした。シューアードは、「それでも、彼らはそのような態度を見せることはないでしょうね」と述べつつ、8160万時間という再生数が、「ノミネートには不十分だったのではないでしょうか」と分析している。

エミー賞の候補とはならなかったものの、「ハリー&メーガン」は、ハリウッド批評家賞のストリーミング部門におけるノンフィクション賞にノミネートされている。式典は8月13日、ロサンゼルスで開催される予定だ。

「ハリー&メーガン」は昨年12月からネットフリックスで独占配信された全6エピソードにわたるドキュメンタリー。ヘンリー王子とメーガン妃が出会い、王室を離脱するという決断に至るまでが記録されている。

この番組についてシューアードは、「このシリーズでは、ハリー(ヘンリー王子)とメーガンは王室を敵であるかのように語り、一方で自分たちは、まるで世界を救おうとしているかのように見せています」の述べ、「甘く、バラ色に染まった世界で彼らが直面したという『困難』を、彼らの視点から描いているのです」と続けた。その上で彼女は夫妻に対し、「2人の離脱後の生活は不運に見舞われています。一方、皮肉なことに、彼らがやりたいシリアスな作品ではなく、個人的な内容を提供し続けていれば、人々は興味を示すでしょう」とアドバイス。「彼らは期待という金ピカの檻を自分たちの周りに作ってしまった。そこから抜け出すのはむずかしいでしょうね」と付け加えている。