エミリー・ブラント、キリアン・マーフィー、マット・デイモン
マット・デイモンとエミリー・ブラントは、キリアン・マーフィーが『オッペンハイマー』の撮影中、キャストの夕食会に出席しなかったことを明かした。その理由は、主役を演じるためのダイエットの一環だったからだと語った。
クリストファー・ノーラン脚本・監督の『オッペンハイマー』は、原爆の父として知られるアメリカの理論物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの物語。カイ・バードとマーティン・J・シャーウィンがピューリッツァー賞を受賞した伝記 「American Prometheus」を原作とした作品だ。
『オッペンハイマー』のキャストは、マーフィー演じる主人公の妻で生物学者キャサリン役のブラント、マンハッタン計画の責任者レスリー役のデイモンなど、注目のスターが多数出演している。
『オッペンハイマー』のキャストとスタッフは、実在の科学者たちが核実験のために人里離れた場所に集まったように、1940年代のニューメキシコ州ロスアラモスを模した砂漠で撮影を行った。
デイモンとブラントは最近、『オッペンハイマー』の撮影はサマーキャンプのようだったと『Entertainment Tonight』に語った。「ニューメキシコに一緒にいたから、毎晩夕食を食べた」「俳優全員が一緒にロケをするのは珍しいこと」とブラントは語った。「ニューメキシコの砂漠の真ん中という本当に人里離れた場所で撮影していたんだけど、ホテルは1つだけで、みんな一緒だった。いつもそんなことはない。普通は、みんな自分の家にいるとかで、一緒にいることはないからね」とコメント。近くにレストランが1軒しかなかったため、キャストは毎日の食事のためにそこに集まったことを振り返った。
デイモンとブラントは、マーフィーは役作りのためにダイエットをしていたため、キャストの夕食会に参加できなかったと語った。「僕たちは毎晩キリアンを夕食に招待したんだけど、彼は一度も来なかったんだ」とデイモンは語り、ブラントはその代わりにマーフィーは「たいていの夜はアーモンド1個か、リンゴのスライスを少し」食べていたと付け加えた。