なにわ男子の勢いは増すばかり。そんな彼らがCM業界で発展している理由を探るのに、比較対象としてとりあげてみたいのが、ほぼ同時期にデビューした女性アイドルグループ・NiziUだ。NiziUとなにわ男子はいずれもソフトバンクのCMに出演しており、オリジナルコンテンツを伴ったキャンペーンを展開した。
その後、現在まで同社のイメージキャラクターをつとめる彼らに対して、NiziUは一年限りで契約切れ。デビュー当時は似た印象もあった二組だが、大きく水をあけられた印象だ。
「いずれのCMもメンバー全員で出演しているNiziUに対して、なにわ男子は道枝駿佑をはじめ、メンバー個人での活動が光ります。うまくメンバーが“キャラ立ち”しており、ファン以外も各メンバーの存在や名前を認識しはじめている証拠でしょう」(前出・広告代理店関係者)
グループでの出演のほかに、メンバー各個人が出演する“個人CM”。それぞれの露出が増えることで、おのずと視聴者の目にふれる機会が増え、さらなるブレイクが期待できる。先輩ジャニーズグループも近年、個人出演のCMが増えているとかで。
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