「原田アナが初出演でそこそこやれるのは予想できたこと。何しろ去年まで現役バリバリのアイドルで、しかもライブハウス中心の地下アイドルなどではなく、超売れっ子の坂道アイドルだったわけですからね。下手な中堅アナよりもカメラ慣れしているし、場数も踏んでいます」(女子アナウォッチャー)

 つまり、新人アナとしては“早熟”なわけだが、これは同じ坂道シリーズの乃木坂46出身の市來玲奈(日本テレビ)や斎藤ちはる(テレビ朝日)といった先輩アナたちにも言える。彼女たちもやはり鳴り物入りで入社し、市來アナは早くも入社1年目の10月に看板番組『行列のできる法律相談所』の3代目アシスタントに抜擢、斎藤アナに至っては入社直後の4月に『羽鳥慎一モーニングショー』の2代目アシスタントを務めている。

 こうした異例とも言える待遇に局側の期待の大きさを窺わせたが、市來アナと斎藤アナがそれに応えているかと言われると微妙なところ。2人とも局の“看板アナ”と呼ばれるほどの存在感は発揮できていないのが実情だ。

「2人ともオリコンニュースが2022年に発表した『好きな女性アナウンサーランキング』にもランクインしていないですしね。日テレでいえば、市來アナよりも同期の岩田絵里奈アナのほうが世間的な認知度が高く、同ランキングの4位で日テレのエース候補として期待の存在です。テレ朝では『報道ステーション』のメインキャスターを務める安藤萌々アナ、『モーニングショー』3代目アシスタントの森山みなみアナといった斉藤アナの後輩たちが台頭しています。何よりも斎藤アナには、過去にTBSの小林廣輝アナに二股をかけられるというスキャンダルもありましたしね」(同)

 乃木坂出身の彼女たちを見てもわかるように、期待の即戦力が期待通りに局の看板を背負う人気アナに成長するとは限らないわけで、原田アナについても同様のことが言えるのではないか。