「メディア王〜華麗なる⼀族〜」「メディア王〜華麗なる⼀族〜」

米エンターテイメント界最高峰である第75回プライムタイム・エミー賞。今年は、WGAストライキとSAG-AFTRAストライキの影響が懸念される中、現地時間7月12日にテレビ・アカデミーのウェブサイトにて、ノミネーションが発表された。

今年も昨年に引き続き、同授賞式にて受賞経験のある社会派ドラマ「メディア王〜華麗なる⼀族〜(原題:Succession)」が最多ノミネート。ドラマシリーズ主演男優賞3部門を含む27部門ノミネートという圧倒的な数字を記録した。大ヒットゲームをドラマ化した「THE LAST OF US」は24ノミネート、「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」は23ノミネートとほぼ同数だった。

注目すべきは、「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」がドラマシリーズ助演男優賞ノミネートの半分を獲得し(残り半分は「メディア王〜華麗なる⼀族〜」)、ドラマシリーズ助演女優賞では8枠中5枠を獲得したことだ。

他にもコメディシリーズ部門の作品賞では、日本でも大きな話題となったネットフリックスの「ウェンズデー」などもノミネートされている。

今年のエミー賞も、U-NEXTにて日本時間9月19日(火)8時より、レッドカーペット及び授賞式の様子がリアルタイムで生中継。その後も見放題でアーカイブ配信される予定となっている。

主要部門のノミネーションは以下の通り

ドラマシリーズ部門

作品賞

「キャシアン・アンドー」
「ベター・コール・ソウル」
「ザ・クラウン」
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」
「THE LAST OF US」
「メディア王〜華麗なる⼀族〜」
「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」
「イエロージャケッツ」

主演男優賞 (Lead Actor in a Drama Series)

ジェフ・ブリッジス「ザ・オールド・マン~元CIAの葛藤」
ブライアン コックス「メディア王〜華麗なる⼀族〜」
キーラン・カルキン「メディア王〜華麗なる⼀族〜」
ボブ・オデンカーク「ベター・コール・ソウル」
ペドロ・パスカル「THE LAST OF US」
ジェレミー・ストロング「メディア王〜華麗なる⼀族〜」

主演女優賞(Lead Actress in a Drama Series)

メラニー・リンスキー「イエロージャケッツ」
エリザベス・モス「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」
ベラ・ラムジー「THE LAST OF US」
ケリー・ラッセル「ザ・ディプロマット」
サラ・スヌーク「メディア王〜華麗なる⼀族〜」

助演男優賞(Supporting Actor in a Drama Series)

F・マーリー・エイブラハム「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」
ニコラス・ブラウン「メディア王〜華麗なる⼀族〜」
マイケル・インペリオリ「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」
テオ・ジェームズ「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」
マシュー・マクファディン「メディア王〜華麗なる⼀族〜」
アラン・ラック「メディア王〜華麗なる⼀族〜」
ウィル・シャープ「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」
アレクサンダー・スカルスガルド「メディア王〜華麗なる⼀族〜」

助演女優賞(Supporting Actress in a Drama Series)

ジェニファー・クーリッジ「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」
エリザベス・デビッキ「ザ・クラウン」
メーガン・フェイヒー「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」
サブリナ・インパッチャトーレ「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」
オーブリー・プラザ「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」
レイ・シーホーン「ベター・コール・ソウル」
J・スミス=キャメロン「メディア王〜華麗なる⼀族〜」
シモーナ・タバスコ「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」

コメディシリーズ部門

作品賞

「アボット エレメンタリー」
「バリー」
「一流シェフのファミリーレストラン」
「Jury Duty(原題)」
「マーベラス・ミセス・メイゼル」
「マーダーズ・イン・ビルディング」
「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
「ウェンズデー」

主演男優賞(Lead Actor in a Comedy Series)

ビル・ヘイダー「バリー」
ジェイソン・シーゲル「Shrinking(原題)」
マーティン・ショート「マーダーズ・イン・ビルディング」
ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」

主演女優賞(Lead Actress in a Comedy Series)

クリスティナ・アップルゲイト「デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~」
レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」
キンタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」
ナターシャ・リオン「Poker Face(原題)」
ジェナ・オルテガ「ウェンズデー」

助演男優賞(Supporting Actor in a Comedy Series)

アンソニー・キャリガン「バリー」
フィル・ダンスター「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ブレット・ゴールドスタイン「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ジェームズ・マースデン「Jury Duty(原題)」
エボン・モス=バクラック「一流シェフのファミリーレストラン」
タイラー・ジェームズ・ウィリアムズ「アボット エレメンタリー」
ヘンリー・ウィンクラー「バリー」

助演女優賞(Supporting Actress in a Comedy Series)

アレックス・ボースタイン「マーベラス・ミセス・メイゼル」
アイオウ・エディバリー「一流シェフのファミリーレストラン」
ジャネル・ジェームズ「アボット エレメンタリー」
シェリル・リー・ラルフ「アボット エレメンタリー」
ジュノー・テンプル「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ハンナ・ワディンガム「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ジェシカ・ウィリアムズ「Shrinking(原題)」

リミテッドシリーズ・アンソロジーシリーズ・映画部門

作品賞

「BEEF /ビーフ」
「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」
「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」
「バツイチ男の大ピンチ!」
「オビ=ワン・ケノービ」

主演男優賞(Lead Actor in a Limited Series or Movie)

タロン・エジャトン「ブラック・バード」
クメイル・ナンジアニ「チッペンデールズへようこそ!」
エヴァン・ピーターズ「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」
ダニエル・ラドクリフ「Weird: The Al Yankovic Story(原題)」
マイケル・シャノン「George & Tammy(原題)」
スティーヴン・ユァン「BEEF /ビーフ」

主演女優賞(Lead Actress in a Limited Series or Movie)

リジー・キャプラン「バツイチ男の大ピンチ!」
ジェシカ・チャステイン「George & Tammy(原題)」
ドミニク・フィッシュバック「Swarm(原題)」
キャスリン・ハーン「ちょっとステキな物語」
ライリー・キーオ「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」
アリ・ウォン「BEEF /ビーフ」

助演男優賞(Supporting Actor in a Limited or Anthology Series or Movie)

マレー・バートレット「チッペンデールズへようこそ!」
ポール・ウォルター・ハウザー「ブラック・バード」
リチャード・ジェンキンス「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」
ジョセフ・リー「BEEF /ビーフ」
レイ・リオッタ「ブラック・バード」
ヤング・マジノ「BEEF /ビーフ」
ジェシー・プレモンス「ラブ&デス」

助演女優賞(Supporting Actress in a Limited Series or Movie)

アナリー・アシュフォード「チッペンデールズへようこそ!」
マリア・ベロ「BEEF /ビーフ」
クレア・デインズ「バツイチ男の大ピンチ!」
ジュリエット・ルイス「チッペンデールズへようこそ!」
カミラ・モローネ「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」
ニーシー・ナッシュ「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」
メリット・ウェヴァー「ちょっとステキな物語」

そのほか

バラエティ・トーク部門

「ザ・デイリー・ショー」
「ジミー・キンメル・ライブ!」
「レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ」
「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」
「The Problem with ジョン・スチュワート」

コンペティション・プログラム部門

「アメージング・レース」
「ル・ポールのドラァグ・レース」
「サバイバー」
「トップ・シェフ」
「ザ・ヴォイス」