「豪宕」の読み方をご存じですか?
「豪」は「豪快」という言葉があり「宕」は「石」という字に似ているから「ごうせき」と読みたくなりますが間違いです。
それでは、いったい何と読むのでしょうか?
「豪宕」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「ごう○○」の4文字
- 音読みです
- 四字熟語の一部としてよく使われる言葉です
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「豪宕」の読み方、正解は・・・
正解は
「ごうとう」
です!
「心が広く、小さなことにこだわらず、思うままにふるまうこと」という意味です。
「豪」という漢字は「つよい」「なみはずれる」という意味があり「宕」という漢字には「ほらあな」の他に「気まま」という意味があります。器が大きく細かいことにこだわらない人物をあらわす時に使われる言葉です。
「豪宕」が使われる四字熟語
「豪宕」という言葉は、よく似た意味の言葉と合わせて四字熟語として使われます。その一部を紹介します。
- 「広壮(宏壮)豪宕」・・・意気盛んで小さなことにこだわらず、思うままにふるまう
- 「豪宕俊逸」・・・豪快で小さなことにこだわらず、しかもその才能がすぐれている
- 「活潑豪宕」・・・威勢が良く度量が大きく細かいことにこだわらない様子
いずれも人物を褒めるために使われている四字熟語です。なんとなくその人となりが思い浮かぶような良い表現ですね。
器の大きい豪快な人を見かけた時に「豪宕」という言葉と読み方を思い出してくださいね。
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