定年制が機能していれば、低年齢化が進んでいるはずなのだが、実際にはそうはなっていない。なぜか?
「この3月末に初施行された同制度ですが、ジャニーズアイランドの井ノ原快彦社長によると、数名のJr.に制度が適用され退所に至ったそうです。しかし、公式ホームページからは十数名の氏名とプロフィールが削除されており、定年制に無関係な10代のJr.たちが一斉退所しているんです。原因としては、やはり相次ぐタレントの退社やキンプリ分裂騒動が影響しているとみられています。世間を騒がしている故ジャニーズ喜多川氏による性加害問題もあり、今後は10代の所属タレントがさらに減少すると予想されます」(同)
現在、ジャニーズでデビューを果たしているグループは20近く。平均年齢が最も若いのは23.1歳のなにわ男子だが、年少メンバーの道枝駿佑と長尾謙杜は昨年20歳の誕生日を迎えた。ジャニーズJr.でもデビューが期待される関西のAぇ!groupやHiHi Jetsのメンバーはいずれも20代だ。彼らに続く、若手の有望株は当分出てきそうにない。
ジャニーズ事務所崩壊の序曲が始まろうとしている。