退職時には花束や記念品などの選別をもらうことがあるかもしれませんが、お返しに関することで悩む場合もありますよね。

  • 退職祝いのお返しは必要?
  • お返しの相場はいくら?
  • お返しを送るタイミングは?
  • おすすめのギフトを教えて!

このような悩みがある方に向けて、本記事では退職祝いのお返しにおすすめのギフトについて詳しく解説していきましょう。

退職祝いのお返しとは?

退職祝いのお返し

まず前提として、一般的には退職したときに会社や職場の人からお祝いをしてもらっても、必ずしもお返しは必要ないといわれています。

ただし、還暦祝いや出産祝い、結婚祝い、開業祝いなどのお祝いと一緒に祝ってもらった場合にはそれらの名目にお返しをするのがマナーです。

他にも個人的にお世話になった方や職場の方へ感謝の気持ちを表したい場合には当然お返しをしても全く問題ありません。

お返しのタイミングとしては退職祝いをもらってから1週間以内にお礼状とお返しの品を贈ることが多いですが、在職中に任意のタイミングで手渡ししてもOKです。

お返しの品の相場は1/3~1/2が無難といわれていますが、贈る相手の関係性や自分の気持ち次第で好きな金額に設定しても良いでしょう。

贈る品物は職場や個人など贈る対象によっても変わりますが、職場に贈る場合はお菓子やインスタント飲料などが人気で、親しい個人に贈る際には相手の好きなものや実用的なものを贈るのがおすすめです。

退職祝いのお返しの選び方を3つのポイントで解説!

退職祝いのお返しは、予算や誰に贈るかによって選ぶ基準が変わるのが一般的です。

ここでは退職祝いのお返しを選ぶ際に押さえるべきポイントについて詳しく解説していきましょう。

退職祝いのお返しの選び方1.職場へのお返しは全員で分けられるものを選ぶ

退職祝いのお返しにおすすめなギフト

まず、職場全体へのお返しは一人ひとりに手渡しするのが大変なことが多いため、各人が気軽に受け取ることができる個包装のお菓子やコーヒー・お茶などのインスタント飲料などがおすすめです。

お菓子はクッキーやフィナンシェのような洋菓子が定番ですが、冷蔵不要で日持ちがするものであればどのジャンルでも問題ありません。

お菓子や飲料のような消えものは外さない贈り物として定番ですが、小規模の職場の場合や予算的に大丈夫な場合はタオルやマグカップなど個別に渡せるものでも喜ばれるでしょう。

また、全員で分けられるという意味合いではオフィスに置ける観葉植物やインテリアなどのお返しも人気です。

ただし、観葉植物は育てるのが難しい種類があったりお世話が必要だったりするので、よく考えて贈らなければいけません。

退職祝いのお返しの選び方2.個人への退職祝いのお返しは実用的なものがおすすめ

退職祝いのお返しにおすすめなギフト

職場全体の他にも個人的にお世話になった方や親しい方にプレゼントをしたいと考えている場合には、タオルや入浴剤、ハンドクリームなどの実用的なものが定番です。

ただし、お世話になった方へのプレゼントは相手の趣味や年齢、性別によっても変わるため喜ばれるものを選ぶのは少し考える必要があるかもしれませんね。

もし贈るものに悩んだ場合は相手が好きな色やデザイン、こだわりなどをそれとなくリサーチしておくのが良いでしょう。

高価なプレゼントは相手に気を遣わせてしまうこともありますが、相手に感謝の気持ちを表したい場合はご自身がプレゼントしたいものを選ぶのが一番です。

とはいえ、高価なプレゼントといっても10,000~20,000円ぐらいが相手も受け取りやすい常識的な金額だといえます。

家族から退職祝いをもらった場合は普段の感謝の気持ちを表すチャンスなので、家族が欲しいものやライフスタイルに合ったお返しをすると喜んでもらえるでしょう。

退職祝いのお返しの選び方3.ギフトラッピングか熨斗(のし)がつけられるか

退職祝いのお返しにおすすめなギフト

ギフトとして贈る際にはおしゃれなラッピングやのしがつけられるかどうかは重要な判断材料ですよね。

退職祝いのお返しは手渡しでラフに渡しても問題ありませんが、正しい礼儀作法でお返しをしたい際にはのしをつけましょう。

のしにはいくつか種類がありますが、退職祝いのお返しはお礼なので水引の種類は「紅白蝶結び」を使うのがマナーで、のしの下には自分の名前を記入します。

退職全般に関する表書きは「御礼」と書くのが基本ですが、気軽さを印象付けたいときには「お礼」や「ありがとうございました」「お世話になりました」などの口語でも問題ありません。

自分の誠意や気持ちが伝わればOKなので、自分らしい表書きを書くのがおすすめです。