山々に囲まれ豊かな緑が溢れる群馬県には、散策などを楽しめる森林が多数あり、森林セラピーなどのリトリートにピッタリのスポットがたくさんあります。四季折々の花々や昆虫も楽しめ、森林セラピーやリトリートにもぴったりな赤城自然国の魅力を園内の様子とともにご紹介しましょう。

健康促准・病気予防効果のある森林セラピー

森や木々の中を歩いていて、とても心がリラックスすることはありませんか?森林には人の心や体を癒し、健康促進や病気を予防してくれる働きがあります。単に気持ちがいい、気分がいいというだけでなく科学的な根拠もあるのですよ。

最近では森林セラピーができるように「基地」や「セラピーロード」といわれる遊歩道が設けられる場所があるほか、ヨガやウォーキングなどのプログラムを取り入れているところもあります。

森林セラピストや森林セラピーガイドなどの資格を持った方がセラピー基地を中心に様々な活動を行ってくれます。ストレスの多い都会の現代人におすすめの癒しのメソッドです。

森林セラピーはハイキングや登山とは異なり、心と体の健康を保つために森に入るという新しい森の楽しみ方なのです。

森林セラピーについて

森林浴・セラピーにピッタリな赤城自然園の魅力

群馬の名峰赤城山の西麓、標高600m〜700mに位置し、春夏秋と四季の花々を雄大な自然の中楽しめます。(冬季は休園になります。)

花を育む環境から自然と人間がともに生きていくことをコンセプトに、雑木林を開拓し、何度も植物を植えかえ、標高差がある植物も共存しています。この生き生きと育った森には昆虫や野鳥も棲みつき、豊かな自然の中散策を楽しめます。赤城自然園は自然と人間がともに生きていくこと、そして、子供たちにも自然に触れて豊かな感性を育んでほしいという願いが詰まっています。

この豊かな自然を生かし、森林セラピー基地にも認定されています。

季節ごとに楽しめる植物や昆虫

春から晩秋にかけて、さまざまな植物が見られる赤城自然園では昆虫や野鳥も見ることができます。

春には12万株ものカタクリやアカヤシオ、シラネアオイやミズバショウ、シャクナゲなどが咲き誇ります。

春に見られる花
シーズンには美しい姿を見せるツツジ

夏にはレンゲショウマやヤマユリ、ユウスゲ、アジサイなどの花々をはじめ、カワセミやカワミドリ、マルバダケブキ、カブトムシなども見られます。

秋にはオミナエシやツリフネソウ、マツムシソウ、シュウメイギク、ヒガンバナ、ヤマラッキョウなどの植物が見られ、紅葉も美しく色づきます。9月から10月にかけては、珍しい蝶の一種、アサギマダラの姿も見られます。

そして冬、雪に包まれることもある赤城自然園。霜柱が立つ中、アカヤシオの冬芽やフクジュソウなどの植物やアオサギ、アカゲラ、アトリ、ヤマガラなどの野鳥も姿を現します。